映画パンフ爆買いと、ザック・エフロン似のイケメンを見つけた話。 編集部の「買ってよかった」「見てよかった」
こんにちは、映画.com編集部です。
木曜日は、編集部メンバーのQOLが上がった、「買ってよかったなあ」「見てよかったなあ」「行ってよかったなあ」と思うもの・ことをざっくばらんに紹介します。映画に限らず何でも自由に、という感じ。
今回は、神保町の映画パンフフェアに行った話と、ザック・エフロン似のイケメン俳優を見つけた話の2本。
それではいってみましょう。
◆「映画パンフレットを爆買いし、店員さんに優しくしてもらった日」
前回の「買ってよかった、見てよかった」で、“理想のR2-D2”を奮発して購入したエピソードを紹介しました。
「しばらく出費を控えよう……」と思っていた矢先、神保町で「映画パンフレット＆ポスターフェア」が実施されると知り、節約の決意はどこへやら、十分な感染対策を講じたうえで、足を運びました。
以前開催されていた時にも、パンフを爆買いした記憶があり、本屋に向かいながら「多くても5冊くらいにしよう……、お金ないし……」と誓いを立てたのです。しかし、フェア特設会場に広がる宝の海を見て、無事に理性が崩壊しました。
「アカデミー賞受賞作」や「スター・ウォーズ」などの人気作品、ディカプリオらハリウッドスター出演作品と、カテゴリーで分けられているパートもあるのですが、基本的にはタイトルで五十音順に、膨大な数のパンフが所狭しと並んでいます。
パンフだけではなく、ポスター、ポストカード、試写状、プレスシート、映画チケットなど、ラインナップも充実しています。どこにどんなお宝が紛れこんでいるか分からないため、かつてのレコードショップのように、1つずつ表紙を見ながらチェック。大変ではありますが、目当てのパンフを発見した時の感動は、デジタルでは味わえません。
この地道な作戦で、以前も「アイズ・ワイド・シャット」「カイロの紫のバラ」など、大好きな作品のパンフと出合えたので、集中力を総動員してパンフ探しに耽ること2時間。気になったものを小脇に抱え、端から端までなめるように棚をチェックして回る姿には、妖怪めいた鬼気迫るものがあったと思いますが、店員さんは優しくカゴを持ってきて下さいました。
「とりあえずキープしておこう、また後で考えよう」と思い、カゴに入っていたパンフをカウントしたら、当初の想定を大幅に超える16冊。断腸の思いでしぼりにしぼった結果、15冊。「まぁいいか、なかなかまとめてパンフを買う機会もないし、せっかく良い出合いがあったんだから……！」と言い聞かせ（これこそが浪費家の精神構造）、いざお会計へ。
そこで筆者は青ざめることになります。「お財布が……ない……！」、そう、お財布を家に忘れてきていたのです。
店員さんがスムーズに会計を進める横で冷や汗をかきながら、「え、キャッシュレス決済できる……？ クレジットカードもないし、どうしよう……。最悪『わらしべ長者』みたいに持ち物と交換してもらうしかない……」と、完全に冷静さを欠いた頭で考えていると、店員さんがただならぬ様子に気付き、声をかけて下さいました。
その後、無事にパスケースのなかに1枚だけクレジットカードがあり、決済は完了。2時間かけて探した珠玉の品々が、またパンフの海のなかへ戻っていくのかと思い、一時はちょっと泣きそうになりましたが、店員さんのお気遣いに救われました。
今後また機会があれば、映画パンフの魅力についても語りたいと思います。
▽購入パンフはこちら！好きな監督のパンフは、コンプリートしたくなりますよね……。
「ブロードウェイと銃弾」
「ムーンライズ・キングダム」
「犬ヶ島」
「焼け石に水」
「17歳」
「婚約者の友人」
「Mommy」
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
「ヤング≒アダルト」
「ブリングリング」
「ファントム・スレッド」
「ゆれる」
「誰も知らない」
「南極料理人」
◆Netflixオリジナル映画「サマーキャンプ」
「キャンプ・ロック」のようなポップな映画をイメージして見始めたら、教会主催のキャンプが舞台で、思いのほか宗教色が強めでしたが（といっても、歌詞やセリフに聖書の一節が引用されている程度）、爽やかで心あたたまる青春ミュージカルでした。
元気いっぱいのミュージカルシーンや、初々しい恋、少年の成長物語も見どころですが、何より私の目を引いたのは、主人公を演じたケビン・クイン！
彼、ブレイクした頃のザック・エフロンにめちゃくちゃ似てませんか!?
写真だとそれほどでもないのですが、背格好や雰囲気が似ていて、映像で見ると「ハイスクール・ミュージカル」の頃のザックにそっくり。気になって調べてみたら、彼もディズニー・チャンネル出身なんですね。代表作は、同じサマーキャンプが舞台のシットコム「キャンプ・キキワカ」。「サマーキャンプ」で彼を知った身としては、「キャンプ・キキワカ」も気になります……！
ケビン・クインは現在23歳で、歌手としても活動中。映画の主演は今作が初めてのようですが、キュートなルックスで、歌もダンスもギターも得意とくれば、今後も活躍間違いなし！ 気になった方は、爽やかショット満載のインスタもぜひチェックしてみてください。
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