ドラマ「テセウスの船」の感想、あらすじまとめ

上野樹里さんの出演がなくなり残念

この作品は、上野樹里が出演するということで楽しみにしていましたが、いきなり一話でなくなってしまい、とても残念でした。しかし、上野樹里さんの出演がなくなりましたが、ストーリーの面白さが勝っていると思いました。

過去にタイムスリップして、父親が犯人なのか無罪なのかを確かめるというのは、良いアイディアだと思いました。そして、佐野役の鈴木亮平さんが情熱的な演技をしていたり、榮倉奈々さんが可愛らしかったりと見所も多くて最高です。

40代男性


サスペンスだがラストに期待

第1話で心は、父親は人殺しをするような人ではなく、子供の幸せを第一に思う世界一の父親であり信頼できる警察官であるという事を知る事ができました。

第2話では、お父さんは死んだものだと思いなさい、お父さんの話は二度と口にしてはいけないと子供達を叱る殺伐とした母親の本当の思い、そこにはむしろ、夫婦間の強い信頼関係があったことを信は知る事ができます。このドラマはサスペンスですが、心が、自分の家族、自分の両親がとても明るく幸福な人達だという事を知って救われていく様が見たくて見ています。

50代女性

タイムスリップするときの霧が幻想的

自分が生まれる前に、父の佐野文吾が殺人犯となり、さまざまなことを諦めながら生きてきた田村心が、妻の由紀が残した父の事件に関するノートをもって過去にタイムスリープする際、周囲が急に霧に包まれる演出はシンプルでしたが幻想的にも感じられました。

現在から約30年前の平成元年の自分の父親と母親のそれぞれに対面した田村心の表情の違いは、対峙した文吾や和子、そして姉の鈴谷、兄の慎吾に対する気持ちの違いが感じられました。自分の父親の犯した犯罪を阻止し、未来の自分を含めた家族の歴史を変えようとする心が、誰にも真実を語ることができない状態で、目の前に起きようとする雪崩れの被害を食い止め、事件を止めようとして容疑者とされながらも、母親の和子だけは、初めて会った心を理屈抜きに信用してくれようとする姿が印象的でした。

今後、心が、父親の犯したとされる殺人事件を阻止し、真犯人をいかに突き止めるかが見どころとなりそうです。また、平成元年の佐野家を再現したセットには、当時の家庭にあった品々が自然にあり、小道具まで凝った映像作品となっていることも注目できそうです。

50代男性


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