124年ぶりの2月2日の節分。
今日、2021年2月2日は節分です。
「あら?節分って2月3日じゃないんだ」
恥ずかしながら、そう思っていました。
Photo by Olya Kobruseva from Pexels
実は、2月2日が節分になるのは明治30年以来、124年ぶりのこと。
そう聞くと、なんだか特別な感じ。
なぜそうなったのか、理由は「暦生活」さんに掲載されている内容が分かりやすかったので下記に添付します。
現在、立春は太陽の黄経が315度になるときと定義されています。今年はそれが2月3日23時58分50秒前におきると計算されています。
国立天文台が発表している「暦要項」は分の桁までなので、23時59分となっています。1分あまりという実に微妙な差で立春は2月3日となるのです。それにともない節分はその前日、2月2日にやってきます。
(中略)
今から37年前、1984年の節分は2月4日でした。1985年以降、36年間、節分はずっと2月3日と安定していました。
しかし、これからは乱れます。
2057年まで、4年毎に2月2日になります。
読んでいて、「へ〜」の連続でした。
季節を分けるのが、「節分」。
そして明日は春の始まり「立春」。
旧暦では、立春からが新年の始まりです。
旧暦の大晦日でもある節分で豆を撒き、
「鬼は外!福は内!」の掛け声とともに邪気を払ったら、新しい1年を気持ちよく迎えるための準備を。
私はお香を焚いて、お部屋を好きな香りで満たそうと思っています。
Photo by Lenka Sluneckova on Unsplash
香は538年、仏教とともに日本に伝えられてきたと言われています。
その頃から、祈る前に空間を清め、また穢れた自分自身の身も心も清めるために香を焚いてきました。
香りが空間も、私たちの心も体も清めるという思想。
香は浄化や邪気を払うとして使われてきた歴史があるのです。
もし、お香をお持ち出ない方は好きな香りの精油でも。
Photo by Drew L on Unsplash
気持ち良く旧暦の新年を迎えるために、香りをぜひご活用ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?