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良いお年をお迎えください。2022年もお世話になりました。

皆さま、今年は大変お世話になりました。2022年はいかがでしたでしょうか。

地元に向かう新幹線の中で少し振り返りをしてみようと思います。

私自身は、忘れもしない2月にロシアがウクライナに侵攻して以来、エネルギー関連における高騰が起こり、OPECの原油価格の綱引きから、物流、製造、サプライチェーンにおける世界的な分断が起こるとその歯車のズレがこうまでも世の中の考え方が変わるのか、と強烈に感じました。

一方で、四年に一度のワールドカップは、開催費用として約31兆円とスポーツイベントとしても過去最大となり、多くの感動的なシーンは今もなお脳裏に焼き付いています。

ふとした時に、いつもちゃんとエネルギーが来て、お家が温かく。といった当たり前の世界が本当に当たり前ではないんだな。というリセットされた気持ちを抱きつつ、年の瀬を迎えることになりました。

個人としては、キャリアのリセットをし続けることが最大の成長曲線を描ける。と意識してきたこともあり、変化量が大きかった今の状況は、来年の変化率を高めるイノベーションへの投資が高まるチャンスと捉えています。

今年は「Go for Talent」というテーマの中で、いくつTURNING POINTを生み出すことが出来るか、を考えていました。

おかげさまで、今年はYoYで採用力は4倍、離職率は半減以下となりました。組織に関しては、マイナスに目を向けるよりも、プラスを生み出せる仕組みに目を向けていきました。これがないと不満。という話を潰したところで、とっても良くなるかな、という意味では、よりプラスに動いてもらえることに投資するほうが効果的である場合が多いためです。

そこの言語化という意味では、仕組みにすべきところと、そうじゃないところをハッキリさせたのが、今回の人事制度とか、それに付随した諸々施策といったところです。

要は、お客様の課題をかならずしもソフトウェアという仕組みだけで解決する必要はないですし、すべてをロジカルに理解できないことも多いためです。

「分かりやすさ」が高く評価される現代において、ロジカルですべてストレートに整理することの危うさに自覚的であろうとする姿勢は、来年も引き続き大事にしていきたいな。と思います。

例えば、一般的に通用するフレーズ(SaaSとか、サブスクリプションとか、DXとか、SMBとか、また解像度なんて言葉が出てきたら要注意。)に安易に頼ってしまうことを避けなければなりません。

ちょっとした違和感、整っておらずざらざらした表現などなど、そうした便利な言葉をちゃんと開いていくことにこだわり、それを身体で捉えられるように変換していくことが言語化なのかな。と思い、ある意味それをちゃんと整理しきれていない自身の未熟さも感じながら、今年の締めとしたいな。と思います。

地元の駅に到着しました。今回はここまでで終えたいと思います。
来たる新年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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振り返りnote

デザイナーからキャリアスタート。10カ国11拠点のBrand Mgr、IRを経て、金融系ベンチャー企業にてマーケ、BizDev等に関わる。外資系コンサルティング企業、M&Aアドバイザリー企業にて社長室を担当。インサイドセールスの立上げ、管理本部などを歴任。3人兄弟同じ誕生日。