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中小企業診断士実務補習 5日目

5時半に目が覚め、そこから資料を再構成。出社(?)ギリギリまで完成度を高める。

5日目の午前中に、各自に割り当てられた役割パート資料を照らし合わせ、整合性を確認し、一冊の診断書にまとめる。14時にクライアント社長へプレゼンする。

タイトなスケジュール。11時時点で、「ここはこういうニュアンスに変えよう。活発な意見が飛び交う。」メンバーは平然とこなす。

私は、焦って足を引っ張る。「未完成です。ちょっと待ってください。」自分の資料の見栄えの悪さに顔から火が出る。タイムアップギリギリで完成。

いざ、出陣。

14:00 クライアント社長へのプレゼン開始。

私の出番。ストーリー性を重視した、スリーステップでの成長戦略を提案。

(脳内変換。本音で説明すると)

「とりあえずステップ1はできるよね。すぐにでも開始して。損しないから。」

「次に、半年後、ステップ1で蓄積したノウハウを生かして、ステップ2にチャレンジ。現在の既存顧客はネット広告代理店業の最良顧客で他社にはない強み。大手企業にはできない戦略、戦術ですよ。」

「最後に、ステップ2では付加価値に乏しいから、2,3年後を目途にコンサル型のネット広告代理店へステップアップして。そしたら、実務担当者が1人でも頑張れば最大3.6億円稼げるかもよ。外注業者を探すだけでなく、在宅ワーカーや派遣社員など外部リソースも活用できるよ、今は。」

「やるかやらないかはあなた次第です。」的な感じで提案。

社長が何か言いたげな態度をとるが、次のパートへ移ってしまった。

無事(?)終了。

16:00 反省会

私 「資料を読み上げるだけで、相手の反応を見ながら話すことができなかった。キャッチボールができるようになりたい。」

講師 「そう? 私にはネット広告代理店のセミナー講師のように、頭にすっと入ってきたよ。何よりストーリーがしっかりしていて、社長もやるべき課題やステップが見えたと思うよ。 社長も君のパートには興味を示していたよ。」

私 「空気を読まない奴だ。資料提出などの貢献意欲も乏しいし。とんちんかんだし。」というメンバーからの批判覚悟で、信念と直感に従ってネット広告代理店業をトコトン調べてよかった。妥協しなくてよかった。

達成感があるし、自信ができた。何よりネット広告代理店業の知識を整理でき業界特化型のコンサルスキルが身についた。明日からもうできる自信があります。

本棚1個分の知識と、手元に選りすぐりの3冊、そしてメンバーとの結晶である診断書があるから。                   

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