理念浸透型人事評価制度について

11名の経営者限定の研修(理念浸透型人事評価制度)を行いました。

経営者が社員に共通に求めるものは「誠実」な人柄が圧倒的に1位。

ところが、経営者の持ち味はまさに10人10色。

ポジティブ志向が持ち味の人がいるかと思えば、ポジティブ志向が苦手が人もいる。

人脈作りが持ち味の人がいるかと思えば、苦手な人もいる。

となると、
経営者が自分を生かすためには、自分と違った持ち味を持った人をNO2あるいは部下に持って、相互補完的に役割を果たすことが重要であることがわかる。

また、
働く上での「考え方」(それは思想、哲学と言ってもいいものである)を言い続け、やり続け、自らの理念を浸透し続けることが重要でしょう。

理念浸透型人事評価制度の真髄が見えてきた気がする。

ところで、なぜ、評価制度がうまくゆかないか。

経営者が自らの思い・考え方をベースに評価をしているかどうか、これが重要です。

また、徹底して浸透を図っているかどうかですね。

「誠実」が求めているものの第一に挙がってきたごとく、プリミティブな倫理観を徹底させることが大事であると言えましょう。(とにかく、何度も何度もわかりやすく言い続けやり続けることである)

経営において重要なことは、当然目標の遂行は大切でありますが、数字だけ一人歩きしてはいけない。

人間として何が正しいか、何を求めているか、説き続けねばならない。

経営にとって、人間的側面がとくに重要なのであります。

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