害虫であるアブラムシは雑草に寄生する
自然農法寄りの農作業では有益な雑草という捉え方が有ります。
その中の代表的なものとしてカラスノエンドウという、マメ科の植物があり
名前からしてエンドウ豆の仲間なので食べる事も出来ます。(食べないけどね)
その植物は、他の植物に寄生するような成長をするのですが、
冒頭の写真にもありますサヤエンドウにもカラスノエンドウは絡みついてきます。
この写真がそれで、真ん中手前がサヤエンドウの茎で、ちょっと右に濃い緑の茎がカラスノエンドウです。
これはわざと雑草を育てたのではなく自然発生的にこの場所で成長したのです。
そして、赤枠のところに注目すると、アレが居ます。
アブラムシの集団です。
同じエンドウという名前であるのに
カラスノエンドウについて、サヤエンドウには付かない。
害虫はそれだけでは無いので100%の効果ではないけど、雑草の方が生命力が強く栄養価が高いので野菜には害虫が付きにくいという説もあります。
雑草の効果はそれだけでは無く、地中の水分を地表面に届ける役目、
土中微生物のネットワークを維持しているので、雑草の近くで成長する野菜は早く大きくなる。
そして草そのものが肥料になる。
逆も正しく、野菜を雑草と同じ視点で見ると野菜が育つ場所に雑草は良く育つのです。
慣行農法では、この部分を嫌うんだよね。
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