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【国試対策・母性看護】妊娠中の食事

第101回過去問題 午後 084より

こんにちは!

えい@看護学生🩺です〜

毎日勉強・実習・バイトなど!皆さんお疲れ様です♪

今日の投稿は

「母性看護国試対策! 妊婦・授乳婦の栄養摂取付加量」

です!

栄養学は学校でさらっとしか勉強しなかったから
付加量なんて全然忘れた!笑笑

復習しないとな〜と解いてて思いました笑

辛い時もあるかもしれないけれど、一緒に乗り越えましょ〜‼︎

では早速本編に入ってきます😁
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設問
妊娠中の食事について適切なのはどれか。

1. 鉄の付加量は授乳期よりも少ない。
2. 塩分摂取量は10g/日を目標とする。
3. 葉酸は妊娠初期の摂取が重要である。
4. エネルギーは妊娠中期の付加量が最も多い。
5. カルシウムは20歳代女性の平均摂取量の約3倍の摂取が望ましい。

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<解説>
1. 鉄の付加量は授乳期よりも少ない。

→❌

妊産婦の鉄の付加量は「日本人の食事摂取基準(2020版)」より

妊娠初期:2.5mg
中期後期:9.5mg
 授乳期:2.5mg

2. 塩分摂取量は10g/日を目標とする。

→❌

塩分摂取量に付加量はない!
なので成人の塩分摂取目標量と同じ「6.5g未満」

減塩は妊娠高血圧症候群の予防にもなるし、食塩の取り過ぎには注意!
実習の妊婦さんの観察項目にもなるし良いんじゃない??笑

3. 葉酸は妊娠初期の摂取が重要である。

これが正解!

妊娠初期に不足すると、神経管形成障害に関連することが指摘されている。

⭐️葉酸の妊婦付加量:240μg(成人女性の2倍摂取しないといけない)
→卵、いちご、ブロッコリー、ほうれん草など

妊娠初期はつわりがひどいママも多く、匂いがきついと食べられない…
だから、匂いや味に癖がないものをお勧めすると良いのかも!

4. エネルギーは妊娠中期の付加量が最も多い。

→❌

妊娠後期が一番付加量が多い

妊産婦のエネルギーの付加量は「日本人の食事摂取基準(2020版)」より

妊娠初期:+50kcal
妊娠中期:+250kcal
妊娠後期:+450kcal
授乳婦 :+350kcal
※どの身体活動レベルでも同じ!

5. カルシウムは20歳代女性の平均摂取量の約3倍の摂取が望ましい

→❌

カルシウムは妊婦・授乳婦でも付加量はない

成人女性の推奨量は650mg /日

逆に多量に摂取しちゃうと尿管結石の可能性があるから注意!

しかし、妊娠高血圧などで、胎盤の機能が落ちている人は、積極的にカルシウムを摂取することが望ましいよ!

<代表的なカルシウムを多く含む食品>
・ヨーグルト
・ごま
・しらす干し
・小松菜


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