見出し画像

山行記2022-4 朳差岳(2022.06.11)

初めての飯豊連峰!
新潟市の北の方に住んでいるのでいつも目にしている飯豊の山々。
なんだかとても遠い気がして(実際気軽に行ける距離ではありません)これまで足を運んだことが無かったのですが、今回初めてチャレンジしてみました。
選んだのは連峰最北端、朳差岳です。標高1,636m。
北の外れなので自分の住まいからは見えませんが、何とか日帰りできそうな距離なので飯豊入門にはいいかと思って選んでみました。

早朝3時30分。
夜明け前のまだ薄暗い時間に登山拠点である奥胎内ヒュッテに着いてみたら、なんと50台駐車できる駐車場が満車。
仕方が無いので少し戻って邪魔にならない路肩に駐車しました。

奥胎内ヒュッテ

しばらくは林道歩き。
薄暗い中をてくてくと歩きます。

遠方に飯豊の稜線が

約40分ほどで足の松尾根登山口。登山届を出して出発。
自分は歩きましたけどここまで自転車を使う人もいるみたいですね。

足の松尾根登山口

登山道。足を取られる木の根あり、緊張を要する岩場あり、しかもかなりの急登でなかなかハードです。

木の根と岩場
岩場、結構きついです

ひいひい言いながら姫子ノ峰、英三ノ峰、ヒドノ峰、イチジ峰と順次通過。

姫子ノ峰(標高780m)
英三の峰(標高940m)
ヒドノ峰(標高1080m)
イチジ峰(1265m)

この辺から飯豊連峰の雄大な山並みが大パノラマとして広がります。
見事。

飯豊の大パノラマ

最初の目標である大石山まであと少し。

大石山

そして、ようやく、大石山山頂。スタートから4時間弱。
飯豊連峰主脈に到達です。

大石山(標高1562m)
飯豊連峰の山々

主脈に到達したはいいものの、ここから鉾立峰を越えて朳差岳に向かうので2回のアップダウンがあります。これがかなりキツイ。

鉾立峰(標高1572m)

しかし、山道の両脇に広がるお花畑は見事。
名物のハクサンイチゲが終わりかけていたのが少々残念。

歩いているうちに出てきたガスの向こうに、ようやく朳差小屋が見えてきました。

縦走路から
霧の向こうに朳差小屋が

出発から約5時間40分。
ようやく山頂に到着です。疲れた…

朳差岳(1638m)

疲れたけど、花々には本当に癒されますね。

ということで、帰路は二王子岳?の方に向かっての下山。

飯豊本山方面

帰りはバテバテでしたが、何とか登山口にたどり着いて長い林道歩きを経てロッジに戻って参りました。

足の松尾根登山口
帰路の林道
到着!!

という訳で、休憩時間を除ききっちり10時間の山旅。
正直かなりキツかったのですが、それでもこんなに近場で高山の雰囲気が味わえて十分満足でした。

また飯豊連峰の山に登ってみたいですね。地元の山ですし。
門内岳、北股岳、飯豊本山、大日岳……目標はいくらでもあります。

それと…
今回はメジャーな山だけにすれ違う人も多かったんですけど、短パンにタイツ、長Tシャツにローカットシューズといった軽快なスタイルで山道を疾走する若者たちがとても眩しく感じました。
それに比べて、山シャツにロングパンツ、重いオールドスタイルな登山靴を履いている自分がなんだか鈍重で野暮に思えて。
若作りするつもりじゃないけど、山登りの恰好、もう少し軽い感じにしてみようかな。

コースタイム等はこちらをどうぞ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?