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山行記2022-5 高妻山(2022.06.18)

地元新潟にある日本百名山11座は近日中に全部登ろうと思っているのですが、たぶん今回登った高妻山は新潟県側から見てもっとも馴染みの薄い百名山なのではないかと思います。
登山口が長野県側にしか無くて、ずっと長野県内を歩いて、ようやく山頂で新潟県境にたどり着くというわけですので、県別の登山ガイドでも長野県の山に分類されています。

それでも、一応山頂は半分新潟県ですから無視はできません。
残された4座中、季節的に今いちばん登りやすいのは高妻山だろうと判断し、仕事が終わった金曜日の夜、登山口である戸隠牧場に向かいました。

牧場入口にある登山者専用駐車場に着いたのが夜11時30分頃。
さて、車の中で少し仮眠するか…と思ったのですが、全然眠れません。
実は車を買い替えたばかりで今までの車のように横になるスペースが取れないことに現地に着いてから気が付きました。
ちょっとこれ何とかしないとな~DIYで何とかなるかな~などとぼんやり考えながら少しだけウトウトし始めたところで目覚ましに起こされました。

まだ薄暗い中、登山者専用駐車場を出発です。

登山者専用駐車場 50台くらいは停められるでしょうか

戸隠牧場の中を歩いて行きます。
馬がのんびりと草を食んでいるのが見えました。

牧場の夜明け。

牧場から

今回はガイドブックに比較的ラクだと紹介されている弥勒尾根新道新道を登ります。長丁場ですから少しでもラクしたい。

登山道入り口

さしたる危険個所も無く、どんどん高度を上げることができます。
ただ、途中からは勾配が急で、木の根が張っていて、ちょっと大変。

ブナ仙人
木の根が張る急登

出発してきた牧場が遙か眼下に。
そしてその向こうには飯綱山が見えています。
どっしりとした形のいい山。いつか登らないと。

牧場。もやもや~
飯綱山。もやもや~

しかし、今日はモヤってますね~
展望は期待できないなこりゃ。

急登を必死で登り中間地点の五地蔵山(六弥勒)に到着。戸隠連峰の主脈にたどり着きました。
ここまででも結構歩いた気がします。が、やっと半分。

六弥勒

五地蔵山を過ぎると目指す高妻山がどーん!と見えてきます。
本当に、どーん!!!って感じ。写真じゃ伝わりにくいですが物量感が凄い。

しかしこの日は終始モヤっていて写りが悪い…

この後。
2度のアップダウンを経て急登。雪渓も数か所あり、気が抜けませんでした。写真など撮ってる余裕もほとんどなく、ひいひい言いながら這うようにして山頂へ。

もうちょっと…いや、まだまだ

山頂はこんな感じです。
ずっとモヤっていて山頂に着いてもそうだったんですが、辛うじて頚城三山(妙高、火打、焼)と雨飾山、そして北アルプスの白馬岳周辺辺りまで見えました。

妙高山
火打、焼方面

帰りは例によって花など眺めながらのんびりと。
重かったけどEOS R持ってきてよかったです…という割にヘタクソ写真ばっかりですが。

帰りも行きと同じ弥勒尾根新道を通って、牧場まで戻ってきました。

そして駐車場へ。
急登続きでなかなか疲れる山でした…

今回、山に登るために県境を越えました。
ずっとコロナ感染対策で県外に出るのが禁止されてましたので、おそらく2年ぶりでしょうか。
そして久しぶりに長野県に行きましたけど、やっぱりいいですね長野は。
新潟下越とはやっぱり雰囲気が違います。近いうちにまた来たいな。

コースタイム等は以下をどうぞ。


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