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日経平均爆下げで、日経225オプション(プット)は何百倍になったのか。 ▷▷▷待てば必ずやって来る大チャンス!・・・SQ日を待たずに売れる米国型オプション

1 日経平均が爆爆・爆下げしてもオプション取引でチマチマ頑張って臆病なりに成果を出す。


❶ 爆下げで日経平均のオプション価格(プット)は何百倍になったのか。
3月限月のオプション価格の推移表を自作してみた(おおよその数字なので正確ではない。)。

画像1(オプション価格の推移表)

オプション価格の推移表

素人のオプションは、コールでもプットでも買いから入らなければならない。何故なら追証が発生しないからである。

オプションは一単位1,000円である。上の表で、例えばプット19,000円だと購入価格3,000円が9日後には655,000円になり、プット18,000円だと購入価格1,000円が530,000円になった。218倍と530倍の爆上げである。だから、10口買えば10倍、100口なら100倍になったということである。

上記の価格推移表は自作なので価格や倍率はおおよそだが、今回のような日経平均の爆爆・爆下げだと、このような結果になる。うまくいけば大きな成果になる。


❷ 2020年2月29日(土)朝までの日経平均先物チャート(日足)
一週間かけて大きく下落したが、オプション取引では上げでも下げでも両方取引できる。そして、日足は全体の流れを観察するためにしつこく眺める。

もちろん取引手数料はかかるが、FXのようなマイナスのスワップ金利が付くことはない。買いから入れば追証は発生しない。最初に入れた資金の全額が損失の最大値となる。つまり、損失は限定で利益は無限大ということになる。この無限大という仕組みが、今回のような日経平均の大幅下落でもって利益が大きく跳ね上がるゆえんであり、オプションのおもしろいところである。

ただし、オプションは時間の経過に伴い徐々に価値が減少(時間的価値の減少)するので、必然的にオプション価格は下落方向に向かう。そうすると、日経平均の上げ下げに加え、時間的価値の減少によってオプション価格の下落幅がより大きくなる可能性がある。それだけ損失が膨らむということであるが、あくまでも損失の最大値は最初に入れた資金の全額が限度となる。そして、このあたりの仕組みが素人でもドキドキ楽しめるゆえんなのである。

画像2(日足)

日経平均(日足)


❸ 2020年2月29日(土)朝までの日経平均先物チャート(5分足)
チマチマと取引しているので、基本は5分足を眺めながら短期での売り買いを繰り返している。動きをよく観察することが勝ちに繋がる。

画像3(5分足)

日経平均(5分足)


❹ 2020年2月29日(土)朝までの日経平均先物チャート(1分足)
売買の際には5分足に併せて1分足も見ながら取引のタイミングを計る。オプション価格が1円動くと1000円上下するし、もし口数が10であれば1万円動くことになる。1分足から目が離せないゆえんである。

画像4(1分足)

日経平均(1分足)


2 板情報で気配値の動きを注視

上がるのか下がるのか。それは誰にもわからないから、この確率の問題を少しだけ悩む。ファンダメンタルは気にするけどテクニカルは気にしすぎると入れなくなるのでほどほどにする。

それに板情報である立会気配値の動きを注意深く眺めるようにしている。立会気配値が動き、チャートが動き、ファンダメンタルで大きな流れの方向も検討し、現時点でどちらの方向に分があるかを判断している。板情報の点滅を注視しながら、発注するオプション価格(買い)も決める。日経平均が上がると思えばコールを買い、下がると思えばプットを買う。新規発注では決して売りを入れない。

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チマチマと勝てれば御の字であるが、勝率は高めたい。高めることで利益は積み上がる。勝率を上げるためにはチャートと板情報に張り付いていないといけない。トイレなどで目を離したそのわずかな時間にチャートは簡単に反転する。それくらい板情報は動くと早いし、チマチマ稼ぐための臆病トレードだから値幅は狭く反転しやすい。そして、待てば元に戻る。もし戻らなければ早めに損切りしないといけないが、その見極めは難しいようで大したことでもない。気にしすぎはよくないし切れなくなる。

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3 早めの損切りが資産を積み上げる

よく言われる「早く損切りしないと!」。経験を積めばわかるが、早めの損切りができないと塩漬けになって身動きできなくなる。だから早めが大事というのはわかりやすい。損したくないとか戻るまで待とうなどと考えがちである。意に即して戻ってくる場合もあるが、とうとう戻らない場合も多い。戻らないと損が膨らんで資金が大幅に減少するので退場のきっかけにもなる。トレードで自分の判断が当たるか否かは確率の問題であるから、戻るまで待とうという考えは選択肢にはない。運よく当たれば持ち耐え、外れれば早く切る。これが損小利大である。

戻らなければ早めに損切りしないといけないが、その見極めは難しいようで大したことではない。これは簡単なことで、自分で決めたところまで落ち込んで、板情報を見ても反転しそうな顕著な点滅が無ければすんなり損切りすればいいのである。戻るはずとか勿体ないといった感情は捨てること。そう、機械的に作業するだけである。


4 早めの損切りが退場を防ぐ

相場から退場しない限りチャンスはいくらでもある。とにかく退場しないように気を付けることである。そのためには早期の損切りである。早期に損切りした途端に戻ったなんていうことはよくあることで、大したことではない。みんな経験している。そんなことより、戻らなかったらどうなっていたかを考えたい。トレードは確率の高い方向に賭けるのであるから、本来は賭けた時点で勝敗は決まっているが、トレードは点ではなく線での勝敗を決するのであるから、多少の逆行は許容するのである。


5 早めに損切りできるだけの許容量を持つ

資金の大半を市場に晒すようなトレードはするなということである。多くて三分の一、できれば五分の一、十分の一がよい。そう簡単には勝てないので、退場しないようにしっかり資金管理しなければならない。損して得取れ。早期の損切りは決して曲げてはいけないルールであって例外はない。そんなの時と場合によるだろうという意見もあるが、そんな例外はない。あなたは負け戦を繰り返したいのか。


6 4月限月の3月20日土曜AM5時30分時点チャートを見て振り返る。

画像1(プット10000円)

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画像2(プット9000円)

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画像3(プット8000円)

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画像4(日経平均:現物)

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画像5(日経平均:先物:大阪)

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画像6(日経平均:先物:米国)

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画像7(ダウ30種:現物)

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画像8(ダウ30種:CFD)

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画像9(ドル円)

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7 明日のトレードについて思うこと

❶ 朝の9時以降どう動くかわからないから、しばらく静観する。

❷ 静観する理由は、日経平均の上昇でも下降でもいいが、どちらにトレンドができるかを見極めるためである。もちろんトレンドはどこかで反転する。

❸ 板情報をしっかり眺めて勢いのある方向を見極める。勢いがなければトレードは見合わせる。


よろしければよろしくお願いいたします。今後の励みにさせていただきます。