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動画編集はもう食えないのは本当?15名のインタビュー経験から解説

 これから動画編集の副業を始める上で、気になるのが「動画編集はもう食えない?」「動画編集者は増えすぎているの?」ではないでしょうか。

 確かに、人気のジャンル故にライバルもそれなりにいます。

 しかしながら、それでも動画編集の副業は今から始めても遅くはないと言えますね。

 過去に何回も転職活動をしてきましたが、その過程で動画やSNSに参入している会社をよく見かけるようになりましたし、実際に15名の経験者にインタビューしても、始めてから1年程度で最低でも月数万円稼いでいる人もまだまだいました。

 しかも、AIが心配かと思いますが、動画には「笑わせる」「驚かせるような表現」など人間にしかできない部分も数多くあるので、AIが全て奪うとは限らないんですよね。

 ですので、今からでも動画編集を始めるのは遅くないと言えます。

 という事で今回は、動画編集は今から始めてもまだまだ遅くない理由、また自分に付加価値を付けてさらに稼げるようになるための術を教えたいと思います。

結論、まだまだ遅くない理由

動画市場は拡大中だから

 一番の理由ですが、動画市場が現在も拡大しているんですよね。

 確かに動画編集は人気の副業でライバルも多くはなりますが、それ以上にパイがでっかくなっていけばまだまだ仕事はあるというシンプルな話です。

 実際にデータを見てみても、年々動画市場は拡大していることが分かります。

出典:令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書 <概要>

 この図からも分かるように、そもそも動画配信サービスを使う人が年々増えているんですよね。

 動画配信サービスの利用者が増えれば、(扱っている商材が動画に馴染むかどうかも関係しますが)当然動画で発信しようとする企業も増えるはずです。

 そうなると、その発信するための動画を作る人も欲しくなる、っている流れになるわけですね。

 それから私の過去の経験からもそうで、ここ3年くらいで転職活動を5~6回程度繰り返してきましたが、年々動画とかSNSに乗り出している企業も見かけるようになったので、肌感覚からしても動画市場の拡大を感じてきています。

 検索結果で「動画編集者 増えすぎ」というようなワードも見かけますが、パイが拡大している以上、供給がまだ需要に追い付いていないわけですから、動画編集の仕事のチャンスがまだまだあるわけです。

全てがAIにとって代わられるわけではないから

 「でもいくら市場が拡大したって、AIが仕事をみんな取っちゃったら意味ないじゃん?」って思えますが、これも心配はなくて全てAIにとって代わられるわけではないですね。

 これは動画編集だけでなく、ライターとかデザイナーでもどんな仕事でもそうです。

 具体的に何ならAIに奪われるか?ですが、それは動画編集で言うと例えば単純にカットしたりテロップを入れたりするだけのように、事務的な作業だとAIの出番になります。

 百歩譲って、カッコいい動画を作ったりするのはAIでもできなくはないですが、笑いを取ったりその人らしさを出したりするのは、もう基本人間にしかできません。(属人性があるから)

 しかも、この「AIが代わりに仕事をやる」というのは動画編集者にとってはむしろプラスだと思っていまして、無料でスタッフを雇っているのと同じような効果があるんですよね。

 結局は、「面倒な事務作業なら」AIに取って代わられるんですよね。

 普通の人を雇うとなると、報酬を払わないといけないだけでなく、突然飛んだりするリスクもありますし、皆が大嫌いな人間関係まで発生してしまいます。

 これがもしAIであれば、まずバカ高い報酬を払わなくて済みますし、バックレたり人間関係に気を遣わなくて済みます。

 何より、面倒な事務作業に関しては、人間がやるよりもAIがやった方が遥かに早いです。

 言ってみれば、どこか分からない人を雇うことなく「ディレクター」になれて、より短時間で多く稼げるようになれます。

 ですから、AIの登場は動画編集において向かい風どころかプラスにすらなるんですよね。

実際に最低でも1年で月数万円、多いと月数十万円稼いでいる人もいるから

 「理論上は大丈夫なのは分かった」「でも実際に大丈夫だった事例がないと不安」と思うかもしれませんが、私が今まで経験者に聞いて回った限りでも、実際に1年程度で稼げるようになった人が多かったです。

 詳しくは後述でも事例紹介しますが、本当に始めてから1年とか2年経たずで月に数万円稼げるようになった人もいますし、中には月に数十万円も稼げた人もよく居ますからね。

 この「1年で月数万円稼げる」って結構大きいですよね。

 アフィリエイトだと、月に数万円稼ぐのに数年かかるって言いますし、私も月に1万円以上稼ぐのに(収益化してから)2年かかりましたからね。

 一方、それを動画編集の場合は1年ちょっとで達成できてしまいますから、(アフィリエイトよりは)いかに動画編集はまだまだ夢があるかが分かると思います。

実際に今から始めても食っていけるようになった事例

 あくまでも個人の事例で誰でも当てはまるわけではないですが、どんな感じなのかをイメージするためのネタにしていただければ幸いです。

始めてから1年で月収10~20万円、2~3年で月収30万円

ニックネーム:daiさん(30代)、分野:企業向けPV動画

〇最初は数万円程度の売上

〇始めてから1年後で月収10~20万円

〇2~3年後までには安定して月収30万円

 びっくりなのが、1年目でもう月収10万円以上稼げたところ。

 普通、副業で月10万円稼ぐって(副業にコミットする時間にもよりますが)1年程度ではなかなかあり得ないと思います。

 ただ分野にもあるように、企業向けの動画を作ったのが大きかったですね。

 最初の数万円しかなかった売上も、個人に向けて動画制作をしていたからで、そこから企業の仕事を受けるようになったことがポイント。

 やはり、「金は、あるところから取り出せ」は真理ですね。

 しかも「動画編集 オワコン」という検索ワードもあるにも関わらず、それだけの額を払ってくれる発注者もいる証拠です。

始めてから1年~2年で月収8万円

ニックネーム:暁マミさん(30代)、分野:一般のYoutube等向けの動画

〇最初は動画の単価が低く、月に2万円がやっと

〇半年後には単価が上がり、月に6万円以上稼げるようになる

〇1~2年後には、月に平均8万円は稼げている

 この方の場合、単価を上げていくことができたのが稼げるようになった秘訣ですね。

 最初は1本2500円程度でしか受けられなかったものの、半年後には1本8000円くらい、それ以降は1本1万円くらいの仕事まで受けられるようになったとのこと。

 やはり数をこなす・ソフトを使いこなれるようになるなどしてスキルを磨くことが、動画編集の単価アップの秘訣なのは言うまでもないです。

始めてから1年以降には月収5万円以上

ニックネーム:ぬっちさん、分野:ショート動画

〇始めてから半年間は収入なし、あっても数千円

〇1年経つ頃には月収数万円、それ以降は月収5万円以上稼げるようになる

 最後にこの方の場合だと、他の方に比べれば月収は少ない方とはいえ、それでも開始から1年以降にして月5万円です。

 月に5万円も収入があれば、家賃も払えますし結構なインパクトです。

 しかも、1年以降で月に5万円って結構大きいですよ。

 例えばブログで月に5万円稼ぐって多分数年はかかりますがそれに比べれば結構早いですし、そこから7万円、10万円、20万円と稼げるようになる可能性も大きいですから、動画編集はまだまだ夢があります。

食えるようになるための対策【これだけやっとけ】

 というわけで、動画編集はまだまだ稼げるという話をしていきましたが、それでもまだ不安な場合もあるかもしれませんので、「これだけはやって欲しい」という対策についても紹介します。

実績をとにかく積むこと

 これまで経験者にインタビューしてきても分かったことですが、とにかく実績が命ですね。

あわせて読みたい:【保存版】動画編集で実績ゼロでも初案件を受注する最短ルート!

 いくら営業が得意・1日に100件営業していると言ったって、詐欺師でない限り売るものがなければ成約はスーパーハードです。

 今までの経験者へのインタビューでもそうですが、無料・低単価でもいいので数をこなすことで、ある時点で一気に稼げるようになります。

 私も、webデザイナーでしたが、実績がしょぼかったせいで、いくら上手く提案文を書いてもまず見向きもされなかったので、それだけクライアントワークでは実績は重要です。

 ブログと違って比較的短期間で稼げるようになれるとは言え、動画編集にも無収入期間はあります。

 「稼ぐために動画編集始めたのに、タダで仕事するのかよ?」と思えますが、これはブログで言うコンテンツをとにかく蓄積させる時間と同じで、「実績と力を付けていく」時期です。

 後述でも話す「ポートフォリオ」を充実させる意味でも大切です。

 しかしながら、たったの半年くらいから一気に稼げるようになることも多いですから、半年だけでも捧げる価値はあります。

ポートフォリオは必須【強力な営業ツールになる】

 そしてもう一つ重要なのがポートフォリオ作成ですね。

 というか必須と言っても過言ではなく、転職でいう履歴書のようなものです。

 ポートフォリオは要は自分の実力をアピールするものですし、クライアントもポートフォリオを見て発注するかどうかを判断します。

 それから、ポートフォリオを作ることで仕事が来る量が変わるんですね。

 経験者へのインタビューでもありましたが、本当に桁違いに仕事が来たり自分から営業しなくても向こうからオファーが来たりしますので、動画編集で生計を立てるには必須のツールです。

 お勧めのポートフォリオの作り方ですが、上記のように実績づくりに取り組んだ過程で、一つでも作った動画があれば、それらをどんどんポートフォリオに載せていくのをお勧めします。※もちろん、クライアントの動画を載せる場合は許可をとって下さい。

 しかしここで、「ポートフォリオのためだけにサイトを作るのは経費もかかるしHTMLも分からないし、面倒くさい」と思うかもしれません。

 そこでお勧めしたいのが、動画編集に特化したポートフォリオ作成サイト「えぃちゃんふぉりお」です。

 「えぃちゃんふぉりお」を使えば、まず完全無料ですし操作も簡単で秒速でポートフォリオサイトができます。

 しかも、見た目もFacebookのように自然なポートフォリオができますので、ポートフォリオを作るならこの「えぃちゃんふぉりお」を使ってみるのをお勧めします。

 なお、特典も用意していますので詳しくは下記トップページをご覧ください。

最後に:今からでも遅くない!

 ということで色々書いてきましたが、今から動画編集を始めてもまだチャンスはあります。

 実際に経験者に聞いてみても、1〜2年で稼げるようになった人も多いですし、それも最低月に数万円稼げていることが多いですからね。

 早い人だと、半年である程度稼げている人もいます。

 もちろん適当ではなく本気で取り組むのが前提ですが、動画市場は拡大中ですし、動画に進出している企業も増えていますので、動画編集を始めるなら今こそチャンスだと言えます。

 というわけで、今回は以上です。

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