あとがき:摩天楼合唱1
まずはじめに。
この記事では下記の動画のネタバレを含んでいます(パート分けや演出など)。できれば動画を見てから記事を読んでくださいね!
あとnote上ではアニメ画像や動画スクショは投稿しない方針ですので、画像で「これはこれで…」みたいな解説はしないので、動画を見ながら、あるいは脳内補完しながら読んでくださいね!
⚠️投稿が遅れた理由のパートについては、少しマイナスな言葉を使用しています。1番最後のパートにしますが、苦手な方は読み飛ばしてください。
1と2で記事がわかれています。
1…制作時期、パート分けなど
2…映像の技術解説
基本1のみで大丈夫です、2は自分の備忘録をかねています。参考になるところがあればぜひ参考にしてください。
あとがきパート2はこちらからどうぞ↓
1.使用歌い手の皆様へ
勝手ではありますが、24名の歌い手の皆様の歌ってみた動画をお借りいたしました。この場を借りてお礼申し上げます。
もし削除申請等ありましたらすぐ対応しますので、Twitter(https://x.com/n_ijie_)またはnico.k.eiji☆gmail.comまでご連絡ください。御本人様と確認できましたら対応致します。
一応、8年前に投稿した試聴版の時点では、どの動画も削除や非公開になっていなかったことを確認した上で投稿しています。
その当時の状態を元に続けて制作していますが、だいぶ時が経っておりますので、上記の削除対応も考えております。
すでに削除された動画は使用しない、という方針で今までの合唱動画は制作していました。今回は自分の勝手ですがどうしてもこのメンバーのまま完成させたいと思い、削除された動画を除外することなく制作いたしました。
ご理解いただけると幸いです。
2.今回の動画演出について
※過去形のところは昔の記憶を思い出しながら書いているので、
事実と違うかも。てへっ☆
まず摩天楼の本家についてなんですが、過去に一度権利侵害で削除されたことがあります。(詳しくは大百科にて)
その時点で、自分が合唱を作るなら1から動画をつけよう、と思ったので全編動画を作成する予定でした。途中手描きパートも含めながら、好きなように…と制作する予定でした。
2024年以降のパートはニコ動復活後、なるはやで動画を完成させちゃおう、一度お蔵入りにしたんだし多少のクオリティに目をつぶろう、という方針で制作していますが、終盤だけ元々作りたかった演出で作ろうということで気合い入れました。
Medley-PV風にしたいなぁ~という感じで作ってたと思います。だけど使用動画モリモリだと「歌ってみた」「合唱」が弱くなってしまうので、
・メインは歌い手!(アバター!)
・曲の元動画は控えめでもいい!なんなら使わなくてもいい!
・無駄な文字情報は減らせ!動画使えないなら似合う背景素材もってこい!
みたいなことを意識していました。その逆が「てーきゅう」。
特に3番目の「文字情報減らせ」はかなり気にしていて、文字がほぼ映ってない映像を使用、テキストと被るならボカシ処理をおこなっています。
あと今回はアバター枠みたいなものを用意してないので、各パートごとに作ったり、ただ名前とイラストを配置したり、みたいな構成になっています。
序盤の方は「この絵がこの人だよ!」と分からせるために基本並べて表示はしていますが、後半は「わかったよね」ということで名前を省いています。
各パートの演出方法や技術面の解説は「パート2」の記事で紹介します。
3.コンセプト
はじめてニコニコメドレー合唱を見た人が楽しめるような、
歌い手の人を全く知らなくても楽しめるような、そういう合唱を目標にしています。もちろん大ファンな人でも楽しめるように!!!
…みたいな感じだったと思います。2024年以降に動画を作ったパートは実現できてるか分からないですが、少なくともパートの割り振りやネタチョイスは上記を意識しています。
お決まりの、とか、身内ネタ、みたいなものは基本無しにしています。
それを知ってないと楽しめないようなノリ、は極力避けたかった。
4.制作時期
【音源】
2016年の試聴版は、そこで公開されたパートを含め半分くらいしか完成していません。仮で完成したのは2017年7月らしいです。
そこから調整を加えて完全版になったのは2021年2月らしいです。
【アバター等素材あつめ】
アバター画像等の使用する画像のすべての切り抜きは2017年9月で終わっています。新しめの画像は追加で集めてます。
使用動画も2017年時点で基本は集め終わっています。
【動画】
2017年夏から半年ほどで、最初~デジモンまで制作しましたが、
「満足いかない出来だったので一度すべて破壊し作り直しています」。
唯一その時期に作って採用したままなのは「Love Cheat!」と「恋愛サーキュレーション」のみです(気分転換に後半パートを作っていた)。
その後「理由あって(315ロック作ってた)」期間をあけて、
2018年夏~11月あたり 冒頭~エヴァ
サボる
2019/10~12月 進撃~エアーマン
サボる
2020/11 脳症、えーりん
サボる(本家投稿後5年がたったので諦めムード)
2021/02 ごちうさ
2021/05 もじぴったん
2021/09 メルト、君知ら
2021/12 けいおん、smilling、日常一部
~~試聴版投稿して5年たったので完全お蔵入り~~
(この期間 創作意欲が0になる)
・・・・・
2023年中盤 創作欲が戻る(sideM、さいどみすきーのおかげ、マジで)
sideMの動画を作り始めるが、PCがAEの最新スペックに負ける
2024/4 AEに勝てるPCに買い替える(映像制作ができる環境が整う)
2024/6 ニコ動、死す。
…ここで「ニコ動応援のためにyoutubeにお蔵入りした合唱を限定動画でupしよう、そのための簡単な動画を用意しよう」と思い、「手書き文字の素材」を用意する(後半の一部パートの手書きタイトルがそれ)
→結局思ってたよりニコ動が早く復活したので、復活記念動画に軌道修正
2024/8/7 ニコ動、復活。と同時に合唱動画編集を完全再開
8/9 Smiling、アクエリオン、日常、ラ!、デレ、ライオン、
アンインストール、消失、you、約束、夏影 一気に作る
8/10 you、まりさ、GK、極限Dreamer
8/11 リアルワールド、ココロ、鳥の詩、サーキュレーション(加工)
8/12 ハピシン、シオカラ
8/13 ディスコ、本丸、Free、サイバーサンダーサイダー
8/14 REDZONE、UNオーエン、SKILL、億千万
8/16~17 旅行🏰
―――――8/18 エージくん、コロナで死す。
上記までは8月以内に終わらせようと頑張ってたのでスピード早かったけど、病に倒れて作業止まりました。あと、同時期に依頼による映像制作もはじめたので、その後はスピードが遅くなってます。
2024/9 真赤な誓い、みくみく、きしめん、星間飛行、陰陽師前半
2024/10 ラッシュパート(陰陽師)のメンバー紹介みたいなアレ
11/25 ラッシュパート背景制作
11/28 背景完成
12/05 カットイン、楽曲タイトルのモーションづくり
12/07 上記完成(このあたりで12/12がニコ動18周年だと知る)
12/09 シュガビ、てーきゅう
12/10 アスノヨゾラ~最後
12/11 アスノヨゾラ前の間奏部分
12/12 全体くっつけ、エンコ、投稿
…という感じの制作スケジュールでした。ギュッとしたら3ヶ月くらい。
2021年までに作ったパートは、試行錯誤しながらこねこねして作ってる感じがします。
8,9月に作ったパートは「なるはやで作れ」を意識してるので、動き的には単調な構成なパートが多いかと思います。
11月以降に作ったものは「今年以内に完成」という目標の上で動いてはいましたが、「頑張っていいものを作ろう」としています。
5.人選、パート分け
まず25人にしようと最初に設定しています。紀行録合唱の時は26人で「このくらいの人数だと作りやすくてちょうどいいね」と思ったので、ニコニコに合わせて25人にしました。
一通り全部の歌ってみたを聞き、「この人のここ使いたいな」を元に使用する歌い手さんを選んでいきました。
そして一人ずつ、使いたいパートを選んでいき、全員のパートをあわせたところで「歌詞違う…相性悪い…」「このパート人すくなっ、ふやそ」といった調整をかけていきました。
自分が制作スタートした時点ですでに何個か合唱動画が作られていて、このパートならこの人、みたいなお決まりがあったと思います。
あと、人によっては採用したいパートがいっぱいある人もいます。
上記をふまえた上で考えていたことは、
・他の人の合唱で採用されてない人のパートを気持ち増やす
・たとえ使いたいパートが多い人でも、バランスをとって登場減らす
…の2点を意識していました。採用パートの回数を極端に多い・少ないにならないよう、そこだけは気を付けてパート分けをしています。
(パート採用回数なので、時間の長さは考えていないです)
以下各パートごとの感想とか採用の決め手とか、色々。
(動画演出はパート2の記事)
・最初のラッシュパート
最後もですが、基本は歌詞があっている人を組み合わせています。そして1人1回ずつ登場。紅蓮の弓矢はここだけは替え歌じゃなくて3人とも普通に歌ってるんだね、面白いねと思いながら採用しています。
・ふれんどしたい
替え歌やマッシュアップ・自由組は採用パート被りはごちゃごちゃになるので避けたかった。ので、使いたいパートはちゃんとおさえ、良い感じにわりふりしています。
・吹雪
兄貴と私は他の合唱で何度も使われているので、無し。ごめん兄貴。
カッコいい感じにまとめました。
・ゲッダン
高い→低い→めっちゃ高い→全員 みたいな構成
・あんこ入り
前半はちゃんと歌ってる人、後半はあんこ入っている人(だと思う)
・デジモン
brave heart好きなんだよね…
・らぶちー
採用人数は多めだけど、こまかに分けています。
自由に歌ってる二人を前半後半で分けて採用し、ピンチヒッター登場させてます。
・ゆゆ式
が、3人組なので、それを歌ってる3人を前半に。
歌詞で歌ってる組を後半多めにしてます。きれいな口笛もセットで。
・on and on
音MADは3人採用して交代で登場させてます。
一気に登場させると聞きづらいし、自分はそれを避けたいので…最後だけ一気に登場させてます。
・紅蓮の弓矢
この曲はかっこよく合唱させてこそだと思ってます!!!(強めの思想)
カッコよくなってるでしょ!!!!!!!!!!!!!!!
・脳症
ここは二曲マッシュアップ。それが似合うパートだと思うので。
・えーりん
メインは男性3人で、ひたすらえーりんを呼ぶ2人、合いの手の女性陣、みたいな感じでわかれてます。
・ごちうさ
各パートごとに、女性陣にハイトーン男性がまぎれてますわよ!って感じのパートわけですが、ちょっと分かりづらい。
後半は賑やかにしています。
・メルト、君知ら
きれいにまとまってますよ~って感じのパートにしたかった。
・Smiling
「大盛りシリーズ」でよく見かける方々で担当してもらってます。
・アクエリオン
アレンジ的に面白い感じなので、面白い感じの採用。
・ラ!
マッシュアップとオタクっぽい人でわちゃわちゃしています
話変わるけど、この時の自分に「アイマスとラブライブの異次元フェスが開催されたよ」って伝えたい。泣くと思う。今でも泣いてる。
・ライオン
原キーの女性・男性、低い人、の3人で構成しています。
最後の3人は全員「眠らない~~~」をランカの方でも歌ってる、はず。
・消失
ここの部分もですが、基本は長門さんへの愛を語るパートは採用しがち。
・you、約束
ソロ採用は「他の合唱で採用されてない配置」を考慮しています。
とはいえソロがあるのは吹雪、you、アスノヨゾラだけかな。
・you
この曲のマッシュアップ好き
・GodKnows
ガチ歌唱なパート
・リアルワールド
途中で人が変更したりするパートは、採用する人が多くなったので良い感じに調整しよう、として交代が入ります。
・ココロ~ハピシンまで
個人的すきすきパートわけコーナーになります
・恋愛サーキュレーション
このお二人は声や音質が似てるところがあるので、わざと2人で採用し、若干ノイズ寄りの音質加工も加えています。アバターの中の人も一緒。
・ハピシン
1番好きなパートわけ
・本丸~Free
ネタっぽいパートになってます
・サイバーサンダーサイダー
こまかーくパート分けしています。そのほうが曲に合うかなーって
・REDZONE
この4人ならまとまりそう!って感じ。
・最終鬼畜妹
わかりづかいかもだけど、タキシード仮面採用。
まさかこの時は中の人があぁなるとは思ってなかった。
・SKILL
カッコいいな~って2人に「未来永劫~」をやっていただきました
・真赤な誓い
1パート2パート目は高音4人+低音1人、3パート目は全員高音
・きしめん
高音系男子。誰か摩天楼合唱を高音男子だけで合唱作ってくれないかなー
作ろうかなーとか思ってた時期もありました(流石に自分は作らない)
・星間飛行
頑張って高く歌ってる男性陣を採用したくなった
・ラッシュパート
ここのパート分け難しかった。1人1パートにしています。
が、まずそもそも歌ってない2人、前半はスミー氏の陰陽師セリフ、後半は赤ティン氏の休憩パートを交代で採用。
あとマッシュアップする人もいたのでその人たちを全員バラバラに配置してゴチャゴチャ感を回避、かつ好きなパートで採用。
あとは良い感じにまとめました。
・間奏~アスノヨゾラ以降
間奏の2人は個人的好きな曲の採用。
アスノヨゾラソロは、最初に1人ずつどこ採用するか考えながら通しで聞いた初見の時点で「あ、ここのソロはこの人にしよう」と即決しました。
あとマッシュアップとかチチをモゲとか歌ってる人はわざと目立たせる感じでMIXしてます。締めの挨拶もきれいにまとまった(?)3人に任せました。
パート分けについてはこんな感じでまとめていたはずです。
何年も前の話を思い出しながら書いているので、事実と異なるかもですが。
ガチ寄りなパートを若干多めにしつつ、ネタっぽいパートもおさえつつ、みたいな感じです。他の方の合唱動画とは差別化したいな~って感じだったので、「新鮮かも~」と感じてくれたら嬉しいです。
以下、合唱の投稿が遅くなった理由について。
6.制作が遅くなった理由と作りきった理由
基本的にはモチベーションが続かなかった、やる気が0になった、です。
他のことへの熱意があがり優先順位が下がってしまったこともあります。
(中略)
(いろいろ書いたけど、マイナスな言葉が多めになったし、書いたことでスッキリしたので読ませなくてもいいやと思い、削除。略します)
………とも思って、2021年頃に完成を諦めました。
が、データは消せなくて、二代前のパソコンからずっと編集データを移動させて保存していました。
そして今になって作りきった理由は、
ニコ動がRe:turnできたし、自分も理由をつけてお蔵入りを復活しても良いんじゃないかなって思えたことと、去年あたりからそもそも無くなっていた全てにおける創作欲が完全復活したことによります。
映像制作を本気でやりたいと思い始めたので、「自分は長年これを作ってたんだよ」というのを示したかったし、PCを買い替えて制作できる万全の環境が整ったので、勢いで完成することができました。
合唱が好き、ニコメドが好き、というよりも「映像を作りたい、作るのが楽しい」の気持ちが強いと思います。前者の気持ちだけではもう合唱動画は作れない気分でしたので、後者の気持ちだけで乗り切った感もあります。
が、これは事実ですけど「今年作った範囲の動画」はすごく楽しく映像制作ができました!!!
話がちょっと変わります。
動画の終盤のラッシュパート後、「GATHER ROUND!」(全員あつまれ!)と表示させてます。
これはアイドルマスターsideMの最新全体楽曲の「Gather Round!」から採用しています。どのような言葉で「集合」をかけようか考えた時に、合唱を作れなかった8年間をずっと支えてくれたsideMの要素を入れたかった。
自分がsideMと出会ったのが本家摩天楼が投稿された時期(2015年11月)
でしたので、良くも悪くも合唱やニコメドの優先順位が下がった理由でもあります。
が、4.制作時期パートの中盤でも書いたとおり、sideMへの熱が高まったと同時に創作欲も復活し、今回の動画も制作できたのも事実です。
なのでsideMの楽曲をニコメドにもっと採用しよう!
アイマス枠で採用されるの少なすぎるぞ!
組曲 –to All Ages Concerto– はいいぞ。 聞こう!!!
みんなだいすき『組曲』だぞ!!!!
もちろんGather Round!も聞こう!!!
宣伝は基本。これでパート1は終わり!
パート2は技術記事になります。