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禁忌のドキュメンタリー『リュシオルの姫』

ドラマCD集めに凝ってましてね。

最初は、乙女ゲーにハマってたんですよ。
ゲームについてくる特典CDを「ああ、面白いなぁ」なんて気持ちで聞いていた程度だったのです。

きっかけは確か、今年の3月ごろ。
Rejet ArchiveというYouTubeチャンネルをきっかけに、沼にハマって出られなくなりました。

Rejetさん、面白い作品をたくさん出しているっぽいぞ?

と、あっさり沼に落ちた私は、メルカリやCDレンタルを利用して、ゆっくりコレクションを始めました。

その一つが『リュシオルの姫』

こちらの記事では、さっくりと、ネタバレのないように紹介していこうと思いますよ。


世界観とあらすじ

これはフランスに伝わる禁忌の地、
リュシオルの城で起きたとある事件の記録である。


数百年もの長きに渡り外からの干渉を逃れ続けて来たヴィンセント王家。
限られた資料から読み解く彼らの歴史には、現在も多くの謎が残されている。

特に最後の王位継承者であったとされる”姫”については、数々の興味深い噂が残っているようだ。中には耳を疑うような内容の噂も数多く存在するらしいが、従者を含む全ての関係者が亡き今となっては真偽のほどを確かめる術などないのだろう。

CDの裏面の概要欄から引用してきました。

フィクションを、ドキュメンタリー風に語る、
『禁忌のモキュメンタリー』なのです!

”ド”キュメンタリーではなく、”モ”キュメンタリーです。
意味は先述した通り。

さて、あらすじの紹介へと入っていきましょうか。

貴女が目覚めた時、そこは不気味な城の一室だった。

不気味な鳥の鳴き声、赤茶けた夕陽、
外は鬱蒼とした森に遮られ、とても寒い。

携帯の電源は—————何をしても、入らない。

戸惑う貴女に、時代錯誤な衣装を着た、
目が煌々と輝く片目の少年が話しかけてきた。

「お帰りなさいませ、姫」

—————姫?

ここはどこなの? そして彼らは—————……。

こちらは、公式サイトからの引用になります。
これだと少し分かりにくいので、共通の冒頭部分だけさっくりと説明。

主人公の私は、ある日、スマホにかかってきた着信に出ます。
電話口からは音楽が流れ————。

目が覚めると、『リュシオルの姫』になっており、リュシオル城のある一室に居ました。

そこで、姫に仕えるという、何人かの従者に会います。

彼らは何者なのか?
どうして私は『リュシオル城』にやって来たのか?

そんな謎を解き明かしていくお話です。


『リュシオルの姫』とは?

そもそも、『リュシオルの姫』ってなんぞや?って話ですよね。

はい、こちら。
これは、『リュシオル城』に住む人たちの関係図になります。

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真ん中にある『姫』が、私自身であり、主人公でもある、『リュシオルの姫』です。

リュシオル城の主人である、『ヴィンセント家』
先述したとおり、ヴィンセント家は由緒正しい王家の一つ。

そして、その末裔が『リュシオルの姫』というわけです。

姫とキャラクターは、全員主従関係にあるようですね。
キャラクターはこのあと一人ずつ解説するので、ここでは『ヴィンセント家』をよーく見てみましょう。

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血族結婚だらけ!

『ヴィンセント家』は、実姉と実妹に、異母兄弟に、とにかく血族結婚を繰り返し続けている家系のようです。

ちなみに、下段の異母兄妹夫婦の娘が、主人公・リュシオルの姫になります。

それから、上段・右の『王妃』と、『パプテスマ家』が結ばれています。
つまり、パプテスマ家も、ヴィンセント家と血族関係にあるということです。

その点を頭の片隅に置いて、キャラクター紹介へと行きましょう。


1st Day ソロナ・レッドフォール(CV.緑川光)

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謎めいた傷だらけの黒楽士
ヴァイオリンを得意とする、気怠げで美しい楽士。傷が多く、謎めいた雰囲気。城を管理している彼は、誰よりも城のことを熟知していた。聞くところによると、長年誰とも話していなかったようで、話下手というよりは、毒舌だったという。

私、緑川さん大好きなんですよ。
緑川さんに仕えられるとかキャー><

はい。冷静になりましょう。

『レッドフォール家』は、代々ヴィンセント家に仕える学士の一族です。
ソロナも楽士として姫に仕えており、たいそう気に入られています。

しかし、彼の身体中には何故か、大量の傷跡が。
彼の身に何があったのでしょう?


2nd Day ネウロ・パプテスマ(CV.増田俊樹)

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傲岸不遜な茨王子
茨の冠をつけた乱暴で傲慢な王子。いつも片手には人形。この広大なリュシオル城のことを熟知しており、出られないことを不服に思っていた。気に食わないことがあると人形に当たっていたという。貴女にもキツく当たるが……。女性が苦手で女性不信気味。

パプテスマ家は、ヴィンセント王家に次ぐ由緒正しい家柄。
平たくいえば、『貴族』ということになります。

その上、パプテスマ家はヴィンセント家と、血の繋がりがある家系でした。血族結婚を願うヴィンセント家として、彼は打って付け。

ネウロは姫の婚約者です。

しかし、見てください。
彼が腕に抱く『人形』

もう、それだけで、闇が深そうですね。
一体、どんな闇を抱えているのでしょうか?


3rd Day ゴーシュ(CV.田丸篤志)

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光る左目、眼帯をした双子の兄
右蛍の兄、光る左目は眼帯で覆われていた。性格がすれており、誰に対しても心を開かず、冷たく、さめた雰囲気であった。城の様々な秘密を知っていたという。

ツイステのアズールと同じ声優なんですよ…!!(歓喜)
いやもうそれだけで好き。(え

はい。

彼は、4th Dayのドロワと、双子の兄です。
貧しい農奴の子でしたが、姫本人が手を差し伸べ、このリュシオル城にやって来たようです。

光る左目を持っていますが、眼帯で隠しています。

また、弟のドロワと違い、性格がすれているようです。
関係図を見ると、ゴーシュからドロワに向けて、一方的に『実は嫌い』と書かれています。

どうして光る左目を隠すのか?
弟のドロワとの間に、何があったのでしょうか?


4th Day ドロワ(CV.岸尾だいすけ)

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光る右目、瞬きできない双子の弟
両目の視力が弱かったといわれており、兄のゴーシュとは逆に右目が蛍のように光っていた双子の弟。中性的な顔立ちで表情が乏しいため、何を考えているのか分かりづらかった。瞬きができない呪いがかかっていたらしい。目を覚ました時に貴女の傍におり「姫」と呼ぶが……。

ゴーシュの双子の弟になります。
リュシオル城にやって来た経緯は、ゴーシュと同様。

しかし、どうやら彼は、兄であるゴーシュよりも、姫のそばにいる時間が多かったようです。

姫と彼は、どんな関係だったのでしょうか?
なぜ、兄のゴーシュより、弟のドロワの方が、姫に重宝されていたのでしょうか?


5th Day ロビン・トルキア(CV.近藤隆)

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ボンテージマスクの謎執事
口をラバーマスクで覆ってる謎の執事。博識で丁寧にエスコートをするが、激高すると手に負えない程に怒った。すべてを諦めているような達観した人生観の持ち主で「ああ死にたいですねぇ」が口癖だったという。

トルキア家は、代々執事の家系です。
そして彼も、ヴィンセント一族に仕える執事の一人です。

城の中で最も忠実な姫の従者だったようですね。

しかし、気になるのは口元を覆う黒いマスク。
なぜ口元を隠しているのでしょうか?

「ああ死にたいですねぇ」が口癖と伝えられていますが、何が彼をそう思わせるに至ったのでしょうか?


6th Day Dr.スリラー(CV.逢坂良太)

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哀れなる二重人格の監獄長
城の塔にある監獄を管理していた監獄長。誰にでも、明るく振舞っていたようだが、惨劇を見すぎ壊れていた。そのためか、別人格に豹変することがあったらしい。どこからか用意した豪華な食材で、姫に対し最後の晩餐を用意した人物と言われている。あることがきっかけで、貴女に逃亡を促した………。

Dr.スリラーは、とにかく謎の多い人物
彼は城について誰よりもよく知っていたとされる一方で、彼自身の情報はほとんど残されていないそうです。

二重人格になるほどの惨劇とは、一体何だったのでしょう?
ヴィンセント家の謎を追求する上で、大きな鍵を握っていそうな予感がしますね。


禁忌のドキュメンタリー『リュシオルの姫』

とまあ、ここまで紹介して来ましたけれど。
興味を持っていただけたら嬉しく思います。

ちなみに、私の記憶だと、ゲオの宅配レンタルは、1st Dayのソロナ以外、開始していなかったような気がします。(それとも、レンタルはしないのかなぁ。)
ですから、中古で買うのが一番安く、早く手に入る方法でしょうかね。

今更言っても遅いかもしれませんが。
私は面白いと思えたものの、この作品、人を選びます。

マジで無理なタイプの人もいると思われます。
その辺は自己責任で…(´・ω・`)

近日中に、考察&ネタバレ込みの記事を執筆しますので、そちらの方もよろしくお願いします。


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見出し画像、関係図、キャラクター紹介で使われている引用は、公式サイトからの引用です。

【リュシオル の姫】公式サイト

キャラクター紹介で使われている画像は、ツイッター『Rejetインフォ』さんからの引用です。


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