牢か、城か

こんばんは。
ちょっと、間が空いてしまいました。

セールをしていたモンスターハンターワールドを、兄弟三人で買ったんですよ。
それで、兄弟揃って、どっぷりとハマりこんでいて。

モンスターハンターという作品とは、かれこれ10年以上のお付き合いで、私の人生の半分以上を占めていることになります。
もちろん、だいぶブランクがありましたけれど、やっぱり、体は覚えているものです。

ベリオロス、懐かしい。

ここは閉ざされていると思えば牢になり、出たくないと思えば城になる。

CV.櫻井孝宏
モノノ怪というアニメで出てきたセリフを、そのまま引用してきました。

私の中には、正反対の2つの感情が共存しています。

一つは、自分を守ろうと思う感情。
もう一つは、自分を壊してしまいたいと思う感情。

どちらも、深い意味はありません。
そのままの意味です。

自分というものを、大切にしたい。
自分らしく在りたい。
傷つきたくない。
できることなら、生きていたい。

今の自分のままではいけない。変わらなければならない。
自分はどうなってもいいから、普通の枠の中で生きることのできる人間になりたい。
いっそ、何もできない自分を、殺してしまいたい。

どちらが正しいだとか、良いだとか、そういうことは分かりません。
分かることは、その2つの感情を持つのは確かに私であることと、その2つの私が同じ私ではないということです。

守りたい私

自分を守ろうと思う私は、もう一方から見れば、甘んじているのです。

今の境遇や、今ある幸せに満足していて、これ以上の生活を望む気持ちはそんなにない。
いや、満足か不満かどうかなんてどうでも良くて、生きるために息をして、食べて、寝る生活が続けることができれば、それでいい。
高望みをすれば苦しくなるから、望まない。
楽しさも、嬉しさも、幸せも、何もかもを放棄して、ただただ息をして生きるだけ。

そういう生活に満足があるのかはさておき、満足しているに近い状態なんです。
この私はきっと、無職や生保、孤立といった社会的地位を、「城」だと思っているんですよね。
少なくとも、抜け出したいとは思っていませんから。

壊したい私

自分を壊したいと思う私は、もう一方から見れば、わがままなのです。

理想を持っていて、欲求や願望がある。
成長したい、変わりたい、前に進みたい。
向上心がある、とも言えます。

一方で、自分自身を受け入れることができていないとも捉えられます。
今の自分が気に食わない、許せない、嫌い、捨ててしまいたい。
今の自分なんて、いなかったことになればいい。
いっそ、死んでしまえばいい。

この私からすれば、どう考えても、今の境遇を「牢」だと思っているのでしょう。
抜け出すべき場所で、打開すべき状況。

2つの私と、私

人との関わりや、外界との情報から離れると、『守りたい私』の方が強くなります。
代わり映えのない、ただ時間が流れていくだけの日々に、満足も不満も感じることなく、ただ息をして生きているだけです。

とても、ラク。

恐れるものは何もなくて、楽しいものもないけれど、私を悲しませたり、傷つけたりするものもない。

けれど、全く人とか変わらないわけには行きません。
心配症の母が連絡をくれたり、通院したり、生保のCWさんとのやりとりがあったり。

人と関わると、というか。
本を読んだり、ゲームをしたり、ニュースを見たり。
自分の感情が動くようなことがあると、『壊したい私』が強くなります。

ゲームや読書をすれば、そういう暇があるなら就職しろと思います。
就職についてちょっとでも調べてみたりすれば、やっぱり、自分にできる気がしない。
そうなると、死にたくなる。自分を、殺してしまいたくなる。

そんな2つの私を飼い慣らして、どうにか上手い具合で共存させようとしているのが、私です。

社会から、離れ過ぎてしまわないように。
自分を、殺してしまわないように。
どうにか自分の感情なのか、人格なのか、そういうものを操作して、ギリギリのところで息が続けられるように。

おみくじ

毎日がとても、息苦しいです。

自分を大切にできる日。
死にたくて仕方ない日。
前向きに社会復帰しようと思う日。
怖くて仕方のない日。
上機嫌な日。不機嫌な日。

何もしていなくても、それ程までに振れ幅のある人間ですから、仕事なんて続けられる気がしません。

自分ですら、自分が信用できない。
だって、いつ、どこで、自分のスイッチが切り替わるか、分からないから。

もはや、波ではないんですよね。
心の浮き沈みだとか、揺れとか、そういうものではないんです。
おみくじや、ガチャといった方が、近い表現になります。

人格障害があるわけではありませんけれど、毎日どんな自分かは、自分ですら決められないんです。
ある程度は、制御できているつもりです、通院日に通院できる程度には。
でも、その程度にしか、自分のコントロールが効きません。

もう、わけが分からなくて、人生に疲れています。

何を書きたかったの

だいぶ、話が逸れてしまいましたね。

本当は、復職に向けての自分の気持ちや考えを整理しつつ、私が恐れているものについて書こうかなって思っていたんですよ。

でも、なんか、note開いて、書き始めたら、考えたくなくなったんですよね。
自分の首をかき切って死にたくなってきました。

だから、かけることを書いておきました。

また近いうちに、生きていれば書きますよ、私が恐れているもの。
復職したいと思えない、復職に手を拱いている私の心情、そういう奴。