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女の子の黒ランドセルはアリ?ラン活の末に購入した話

このたび、娘に黒色のランドセルを購入しました。

親としては第一希望のものにしてあげたいと思っていたので、何色でも受け入れるつもりはしていました。
しかし購入直後は「本当に買って良かったのだろうか」とそのことが夢にまで出てくるくらい、ショッキングな出来事でした。

今では「いい買い物だった!」と言えます。しかし当時は色々な思いにがんじがらめになっていました…。結果的には内省する良いきっかけとなりましたので、このたび記してみます。

個人の体験談にはなりますが、これからラン活をしようという方、ランドセルそのものに興味のある方、また、お嬢さんが黒を希望した親御さんのご参考になれば幸いです。長い記事で申し訳ないですが、アツく語ってしまいました!

なお、こだわりの強い私の赤裸々な心情と具体的なメーカー名がバンバン出てきますので、有料記事とさせていただきます。ご興味があれば、ご購入いただければ嬉しいです。もしくは、最初の方だけでもぜひお読みください!よろしくお願いいたします。


ラン活をはじめるにあたって

いわゆる「ラン活」はお子さんが年中時の1〜2月ごろのカタログ請求から始まります。ランドセルを出している会社は何と100社以上あります。OEMで専門の工場に作ってもらっているブランドも多いので、正確に言えばランドセルの種類はもっと絞られますが…。また、アウトドアメーカーが軽量のランドセルを作って注目を浴びたりもしていますよね。そういった「ランドセルっぽい通学カバン」もたくさん出てきています。

今の時代、予算を考えなければランドセルは選び放題です。既存で気に入ったものがなければ、カスタムオーダーできるメーカーも多数あります。

しかし身も蓋もない話になりますが、買う時こそ親子それぞれこだわりがあるものの、ランドセルは年月が経つと空気のように家庭に馴染むものでもあります。

今は一定以上の金額を出せば基本的なスペックや保証が各社揃っているということと、ランドセルカバーをつけるお子さんも多いので、暴論になりますが何を買ってもある程度どうとでもなります。

しかしながら我が家は全員、好みにうるさい一家。
今回はそれを踏まえたうえで「親子ともに納得したものが買いたい」という気持ちで臨みました。

まずはカタログ請求です。今回はカタログを5社に絞って申し込みました。
ちなみに長女の時は2月ごろにカタログを7〜8社請求、ネットでその他のメーカーも調べ、ノートに候補商品のスペックやサイズ、ひと言コメントを表に書き出して比べていました。

今回は候補にしているメーカーの特徴と自分の求めるものがだいたい分かっているので「そこまでマメにしなくても良いだろう」と呑気に構えていました。

長女の時のグリローズ のカラーサンプル。メイクパレット風になっていて、素敵!

次女の紹介

次女は年長でありながら、早生まれの幼さが残る甘えん坊な女の子。
可愛い小動物が好きで、シルバニアファミリーの赤ちゃん人形やペットのロボット犬を愛でています。好きな色はパステルカラーなど明るい色。
わりと服や持ち物に対しては好みがはっきりしています。
特に、手触りや肌触りなど質感にはこだわりがあります。

色選びと購入時期の選定

私は「次女の幼い雰囲気に合うのは薄ピンクかな〜」などとふんわりと思っていました。
本人はどうかというと・・・長女の時もそうだったのですが「水色がいいな〜」とか「赤にきめた!」など日によって好みや言うことがコロコロ変わります。何しろ、園児ですから
よって3月ごろから始まる人気メーカーの早期予約はあきらめ、意思が変わらないタイミングを待つことにしました。

長女のときは本人が色をラベンダーがキャメルで迷い、最終的にラベンダーに決めて7月に購入しました。しかし、2、3年経ってから「やっぱり水色にすればよかった〜」と・・・。

私は、ランドセルそのもののデザインを愛でたいのでカバーはかけない派ですが、仕方がありません。長女に好きな柄のランドセルカバーを選んでもらい、装着したら落ち着いたようです。

※ランドセルのまま道路に寝転がりそう、とか友達とジャンケンをしてランドセルを運ぶゲームをしそうなお子さんにはカバーがあった方がいいかもしれません。(いずれもお友達のエピソードです。カバーしてて良かったね・・・)

5月ごろ


私からみた印象ですが、一般的にラン活している方は在庫が揃っているGWまでに決めているイメージが大きいです。こちらの地域では色々なメーカーが集まった大規模なランドセル販売会が、3〜5月に多いこともあります。

次女はカタログをいろいろ見た感じでは、とあるメーカーの白(アイボリー寄り)を気に入ったようでした。私も「いいね!」と思っていました。
そこで「そろそろ決めないとね」となりましたが忙しかったこともあり、さらにしばらく保留となりました。

次女、初めてショールームに行く


ランドセルのショールームに行ったのは7月でした。時期的に、メーカーによっては完売している色味やシリーズが出ているので、流石にそろそろ決めようと休日に思いたったのです。

地元から電車で片道約一時間、ランドセルがたくさん見られる街に行きました。電車の中で簡単にスケジュールを組んで、何件かの店舗の来店予約を入れました。

まず、ビルの中にあるブティックのようなグリローズのショールームに行きました。彼女は最初、カタログを見たときから気に入っていた第一希望のクリーム色を背負いました。秒で「これにする!」となりました。私は、白やアイボリーも素敵だなぁと思っていたので、良いセレクトだと思いました。

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