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ビビリねずみのリアクションが楽しい絵本
先の記事で英語初心者の幼児でも楽しめる絵本に触れたので、せっかくだからその詳細をこちらに。【以下ネタバレあり】
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The Little Mouse, The Red Ripe Strawberry, and The BIG HUNGRY BEAR
(Child's Play Lid., 1994)
Hello, little Mouse.
What are you doing?
挨拶で始まるこの絵本の主人公は、読者目線を意識しているビビリなねずみ。
家からハシゴを持って出てきたところで、読者側の天の声に質問されて、意気揚々とイチゴの根元にハシゴを立てかける。
Oh, I see.
Are you going to pick
that red, ripe strawberry?
ねずみはこちらに向けて言葉を返すことはないので、読者はパントマイムを見るかのように、ねずみの動きに注目する。
ねずみがハシゴに上り始めると、また声が……
But, little Mouse,
haven't you heard
about the big,
hungry Bear?
Ohhh, how that Bear
loves red, ripe strawberries!
声の主は大ぐまの大好物が熟れたて採れたてのいちごだと言うので、途端にビビりまくるねずみ。イチゴを埋めて隠そうとしたり、鎖を巻いて施錠したり、イチゴに変装させたりして必死。はたしてねずみは大ぐまからイチゴを守れるのか? 見どころ満載の楽しい1冊。
最近の洋書の高騰には閉口するけれど、ペーパーバック版はまだネットA書店でも比較的リーズナブルに入手できるのでおすすめです👌