見出し画像

「わたし」

絵本「わたし」が好きです。
見れば見るほど、深まっていきます。

その時の気持ちによって、見方も変わります。

最近、「多様性」という言葉をよく耳にするようになりました。

もちろん、様々な人たちがいるという意味での
「多様性」もあるけれど、
この絵本は、自分自身にいくつもの「わたし」がいること。自分の中の多様性に気付かせてくれます。

思えば、7年前に衝撃を受けた平野啓一郎さんの著書「私とは何か」の「分人」ということばとこの絵本の「わたし」が頭の中で点と点がつながり、まるで大きな球体になったように、新たな感動を覚えました。

自分自身の中にあるいくつもの自分(分人)に気付き、それを受け入れ、さらには楽しむことができたら、どんなにか気持ちが楽になることか、この本との出会いは私に大きな気持ちの広がりを与えてくれました。

自分自身だけではなく、家族にも友人にも、仕事で出会う人たちそれぞれ1人1人の中にたくさんの多様な分人がいることに気付き、それを許すことができたなら、少なくとも「あんな人だとは思わなかった!」ということばは減っていくのかもしれません。

自分の中のさまざまな「わたし」を発見するために、一緒に絵本を読んでみませんか〜。

#わたし 谷川俊太郎ぶん 長新太 え

#絵本セラピスト ®︎

#絵本のセレンディピティ

#絵本
#大人にも絵本


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?