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絵本研究会 5月

一ヶ月に一回、3〜5人の小さな輪で絵本研究を行っています。

参加者は、編集者、主婦、イラストレーター、書店員、元翻訳出版エージェンシー、外資系出版社営業、など……。

1冊ずつ気になった絵本を持ち寄って、その場で読み聞かせ。
その後、みんなであーだこーだ自由に議論(雑談)します。

大人が真剣に集まって、絵本について話し合うことなんてあるのかと思うかもしれませんが、深読みしていけば一冊の絵本で1時間は喋れちゃいます(笑)
始めてみると、なかなか面白く、自分では見つけられなかった名作絵本に出会えたりもして、毎回刺激的です。

今月扱った絵本はこちらでした。

後半、三冊は初の試みとしてテーマを決めて、一気に縦断的に読んでみました。これらの絵本の内容を知っている方はすぐ何のテーマかわかるでしょう
……。そう、この三冊のテーマは「走る」です。

僕がテーマ設定を考えて、この3冊を選んでいたのですが、とある有名絵本塾の卒業生に話を聞いたところ、そこの講師さんが昔から同じようなことをやってらっしゃてて、「走る」がテーマになったことがあるらしい(しかも、選ばれた絵本のうち、2冊が上の選書と被っているとかw)

むむむ、だいたい「自分が最初に考えた!」と思ったものは、二番煎じ、三番煎じだったりしますね。

まあ、でも面白かったので、次月もテーマを決めて絵本を持ち寄ることにしました。次月のテーマは「オノマトペ」。

皆さんなら、何を選びますか?

参加者の誰も知らない「オノマトペ」の名作を発表したいよねとみんなで意気込んでいました。同時に困ったら『もこ もこもこ』に逃げようとも…w
(みんな知っている名作だからね)

僕はこのテーマならあれかなっていうのを一冊思いついています。
ちょっと大人向けの絵本。

でも、新しい絵本も探してみたい。絵本の大海から、目当てのものを見つけられたときはとても嬉しい。


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