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農業遺産の伊方町でみかん畑を歩いてきました

5月5日、晴天の下、みかんの花咲く伊方町平礒のみかん畑の中を、21名の参加者の皆さんと散策する「ゆるっとフィールドワーク」行いました。
ご参加いただいた渡部さんから現地リポートです!

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「えひめ農業遺産でなんかしようや!の会」初参加の渡部です!
 
今回は、愛媛県伊方町・三崎地域の中にある平礒地区へ。
みかん畑の散策とみかん農家の方にお話を聞いてきました!
 
天候にも恵まれてキレイな青空、そして山の様々な緑が映えるこの絶景!

平礒からみかん畑と瀬戸内

緑色が多いということは、それだけ多様な木々が自生しているということでもあります。
愛媛県出身の私ですが、三崎にこんなに素晴らしい景色があるのは知りませんでした・・・
 
海の潮風から柑橘を守るために植林された防風垣。
とてもキレイに整えられていて、途中には出入りのための通路もあり、庭園のアーケードみたいでおしゃれですよね!

みかんを守る防風垣 高い!
防風垣アーチ

 自然豊かな三崎地域は絶滅危惧種の植物もたくさん自生しています。
散策中の短い時間中も2~3種の絶滅危惧種に出会いました。
5月なので、みかんの小さな花も咲いていて、とてもいい香りがしました!


みかんの花

ところで『つわぶき』が、伊方町の町花なのをご存じですか?
茎の部分が食べられるのをご存じの方は多いかと思いますが、なんと伊方町では葉の部分を名刺や表彰状の原料として活用しているそうです。
 
昼食後は、現地のみかん農家さんにお話しを聞かせていただきました。
なんとお二人とも80歳超えで、現役の農家さん。
昔の平礒地区の様子も聞きつつ、美味しい柑橘の作り方など教えていただきました。

現役農家さんにお話を聞く

 
農業は常に動植物との共存ですが、自然豊かなこの地区では昭和30年頃までカワウソが見ることができたそうです。
 
また「農業も総合科学」とおっしゃっていたのが印象的で、
時代とともに変わりゆく環境にも柔軟に対応できているからこそ、美味しい柑橘と景色が守られているのだと感じました。
 
ご厚意でいただいたサンフルーツのジュース。爽やかな酸味と甘みで暑くなってきた時期にぴったりでした!

生絞りサンフルーツ🍊

日光が多く当たり美味しい柑橘ができる地区ですが、特殊な地形だからこそ人の手で作業しなければならないことも多くあります。この美しい景観と美味しい柑橘が今後も守り続けていけるように、たくさんの方に知ってもらいたいと思います!

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渡部さん、すてきなレポートありがとうございました。
みなさん、次回にも乞うご期待!!


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