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ポイントはとにかく甘やかすこと。ペットと一緒にストレスフリーにワーケーションする秘訣 #いい部屋ペット

こんにちは。三輪きららです。

新型コロナウイルスの蔓延により、働き方に大きな変化が起きている方も多いのではないでしょうか。医療従事者の方や物流、販売などわたしたちの生活をこれまでと変わらず支えてくださっている方々がいる中、なるべく外出を控えてリモートワークを行っている、という方も多いでしょう。
そういった方々の間で最近話題になっている「ワーケーション」という言葉をご存知でしょうか。

ワーケーションとは、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせたアメリカ発の造語です。オフィス以外の場所で働くという観点ではリモートワークと大差ありませんが、ワーケーションの場合は「仕事もしつつ同時に休暇も楽しむ」という意味も含まれます。
例えばわたしの住む沖縄でも、ワーケーションを目的として長期滞在をする方が増えているようです。中には、そのまま移住する方もいるとか。

そこで今回は、「移住と猫ちゃんズ」について考えてみようと思います。
わたし自身、2016年に猫ちゃんズ(ココとちゃちゃ、詳しくは以前の記事をどうぞ!)をつれて東京から沖縄に移住してきました。
そのときの猫ちゃんズの反応、新しい場所での暮らしになるべくストレスを感じさせないようにした工夫などをご紹介しますので、移住を考えている方はもちろん、同じ都道府県内でもお引っ越しを考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

<過去の記事はこちら>

移住前:移動用のケージに慣れてもらう

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荷造りの段ボールの上からなかなか動いてくれませんでした(笑)

主人とわたしは、移住直前に結婚式をしました。そのため、移住の日程は決まっていたものの直前までなんの準備もできておらず(してないのではなく、できなかった!ということにしておきます!)・・・。

結婚式が終わってから移住までの1週間、お世話になった先輩や仲の良い友達と飲み歩く合間をぬって、あわてて移住準備をしていました。
普段と違う感じに変に緊張させないように、東京から沖縄までの移動で使うケージをおいて慣れてもらったり、好きな段ボールをおいて遊んでもらったりしていました。

ちなみに、お引っ越しや移住に関係なく、普段使う移動用ケージに慣れておくというのはとっても大事なことです。災害時にはケージに入れて避難することになりますし、病院に連れて行ったりお出かけに行ったりと車にのせて移動する際も、ケージが必要になる場面がでてきます。
ましてやお引っ越しや移住となると、移動用のケージは欠かせません。移動中はもちろん、環境が変わってびっくりして、道路に飛び出してしまったり、モノを壊してケガをしてしまったりというような危険な状況から守るためにも、少しの間ケージの中で落ち着いてもらう、というのも大切だと思っています。
このように、場面によって猫ちゃんの安全地帯となるケージを、本人(本猫、、?)たちにも「ここは安全地帯だ」と認識してもらうために、普段からケージに好きに出入りをして慣れてもらう、ということが大事です(と、わたしは思います)。

移住当日〜数日:とことん甘やかす!

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2匹が好きなおやつを仲良く一緒に♡

移住当日は、猫ちゃんズを1匹ずつそれぞれお気に入りのケージにいれて移動しました。
まず、住んでいた場所から羽田空港まではタクシーです。

ケージの中におかしやおもちゃ、主人やわたしの匂いのついたタオルや着なくなったシャツなどを入れて、なるべく安心してもらえるように整えました。
とはいえ、やはり車内は揺れるし周りの音も匂いも違うもの。緊張するなという方が無理あるので、主人もわたしも猫ちゃんズに「大丈夫だよ〜」「向こうに着いたら思いっきり遊ぼうね〜」と声をかけ続けました。

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ちゃちゃはわたしのパーカーの中が落ち着くみたいです(笑)

羽田空港からは、飛行機です。
東京から沖縄への手段として「船」「飛行機」がありました。

それぞれどちらもメリット・デメリットがあるのでどちらがおすすめということは言いにくいのですが、我が家では猫ちゃんズのことを考えると、長時間(というより数日)狭いケージの中に入れておかなくてはならない船移動より、数時間で移動できる飛行機移動という選択をしました。
とは言え、飛行機にペットを預けたら体調が悪くなった、亡くなってしまった、などの情報もあって・・・。正直なところ、飛行機を降りて猫ちゃんズに対面するまで、気が気じゃないとはこの状態!という感じでした。

那覇空港からおうちまでもタクシーです。おうちについてもまだ家具もなにもない状態でしたが、まずはすぐケージから出して歩き回ってもらいました。
部屋のすみっこに行ったり洗面所やキッチンなどに行ったり、新しいおうちの探索を長いことしていました(笑)

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どこにいったかと思って主人と2人で家の外も中も探し回ったらここにいたココ

引っ越しの荷物が運ばれてきたときは、とくにココがこわがってしまって・・・。

運び入れをしている間に姿が見えなくなって、どこかへ出て行ってしまったのかと焦ったほどです。半分泣きそうになりながら探し回ったら、まさかの洗面台の中に隠れていました・・・。

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キャットタワーを用意したら早速自分の場所を決めていました

荷ほどきの間は、猫ちゃんズが遊べるように家具類より先に段ボールをおいてあげたり、キャットタワーを用意したりしたことで、なんとか落ち着きを取り戻してくれました。

大切なのは「できるだけいつもと同じ、安心できる環境」を用意すること

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荷造りのために出したわたしのコートから動いてくれないココちゃちゃ・・・

そんなこんなでなんとか無事に終わった沖縄移住。
とくに猫ちゃんは新しい環境に緊張してしまいがちですが、とにかく好きなおもちゃ・好きなごはん・好きなおやつでとことん甘やかして、「いつもと同じ、安心して過ごせるところ」という認識を早々にもってもらうことが大事かなと思います。
そうしていると、そのうち「ここはわれらの城にゃ〜〜!!」並みに大運動会をはじめます!(笑)

お引っ越しや移住となると、大切なペットたちの気持ちも気になるところですよね。
完璧に彼らに寄り添ってあげることは難しくても、できるかぎり、考えられるかぎりで少しでも快適に過ごしてもらうことができるはずです。移住経験のあるわたしからは、「とにかく甘やかす!」が、1番のアドバイスかな!
あ、もちろんお引っ越し先・移住先のお部屋は、ペットOK物件を選ぶことをお忘れなく。


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