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e発明塾通信 vol.715(2020年3月9日号)「触覚」デバイスを「着る」時代~13億円調達した「HaptX」の技術を読む

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・・・ e発明塾通信 vol.715(2020年3月9日号)

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こんにちは、「発明塾」塾長の楠浦です。


今回取りあげるのは

「ハプティック」(触覚)

デバイスです。


(センサー満載ハイテクグローブ開発の「HaptX」が13億円を追加調達)
https://jp.techcrunch.com/2019/12/26/2019-12-19-haptx-grabs-12-million-to-build-a-glove-crammed-with-sensors/


発明塾説明会&知財教育相談会で、いつもご紹介している

「VR」

とセットになる技術の一つで、その動向を定期的にウォッチしています。

8年ほど前、発明塾でも、トピックとして取り上げたことがあります。
(いくつか発明を創出しています)


記事でも指摘されているように、現在は、VR市場がターゲットになっていますが
本丸は、

「ロボット」

の遠隔操作用のインタフェースのようです。


彼らの特徴は

「Microfluidic Skin」

と呼ばれる、

「触覚フィードバック」

技術です。


(HaptX HPより)
https://haptx.com/technology/


空気圧を用いて、

「微小な空洞を膨張」

させ、力を皮膚へ伝えます。

以下特許の図2を見ると、構造がわかりますね。


(Haptic feedback glove : 特許①)
https://patents.google.com/patent/US20180335841A1

(図2)
https://patentimages.storage.googleapis.com/3b/69/9f/cbbac98bea98d9/US20180335841A1-20181122-D00003.png

関連特許を見ると、当初は

「全身」

につける

「ロボットスーツ」

タイプのデバイスから始まったようです。

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