e発明塾通信 vol.487(2018年6月18日号)「細胞培養」のエッジ企業「GE」(General Electric)を読む～ヘルスケア部門再編「選択と集中」

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・・・ e発明塾通信 vol.487（2018年6月18日号）

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こんにちは、「発明塾」塾長の楠浦です。

今回も、過去に発明塾で取りあげたエッジ情報の続報を、ご紹介します。
（読者の方に、個人・機関投資家、ならびに、投資アナリストの方が増えてまいりましたので、取りあげる情報も、特許一辺倒にならないように留意しています）

大学生版発明塾、および、エッジセミナーへご参加いただいた方にはおなじみの

「GE」(General Electric)

ですが、直近の業績はあまり芳しくありません。

エッジセミナーでもお話をしましたが、業績が芳しくない名門企業が、次にどのような手を打つか、じっくり見ていると、意外なヒントが得られることがあります。

エッジセミナーでは、2016年後半の 3M、IBM の IR情報を取り上げ、読み解き方を紹介しています。

GEは、直近で事業再編する可能性が高く、例えば、以下のようなニュースが出ています。

（Veritas Capital to acquire a GE Healthcare unit for $1 billion）
https://www.cnbc.com/2018/04/02/veritas-capital-to-acquire-a-ge-healthcare-unit-for-1-billion.html

ヘルスケア事業の売却、とは少し意外です。多くの企業が参入しようとしている分野で、成長分野とみなされているからです。

GEの直近の決算資料も見ておきましょう。

（GE 2018 first quarter performance）
https://www.ge.com/investor-relations/sites/default/files/ge_webcast_presentation_04202018.pdf

GEは、決算説明資料にあまり具体的な情報を書かない企業ですので、情報が少ないですが
P3 に、

「HealthCare部門は、Emerging markets & Bioprocess が strong だ」

と書いています。