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e発明塾通信 vol.507(2018年8月6日号)「人工心臓」カテーテルのエッジ企業「アビオメッド」/知財戦略セミナー

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・・・ e発明塾通信 vol.507(2018年8月6日号)

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こんにちは、「発明塾」塾長の楠浦です。

今回は、母校である京都大学工学部機械システム学コースで私が行っている
「ものつくりセミナー」において、本年取り上げる予定のトピックから一つを取り上げ紹介いたします。


川崎重工在籍時代、および、小松製作所在籍時代には

「機械設計」

の講義も一部担当させていただいており、それぞれ、オートバイのエンジンの設計法、
および、歯車の設計法について、講義と演習を行っていました。


現在は、

「発明」
「知財」

の面白さ、

「特許情報」

の有用性、そしてなにより

「世の中に、新たな製品を送り出す、できれば、歴史に残る製品を送り出す」

ということについて、短い時間ですが、なにかお伝えできればと思い、毎年1年間かけて、トピックを探しています。


特に私は、

「世の中に、新たな製品を送り出す、できれば、歴史に残る製品を送り出す」

ということについて、機械系の学生さんに、真剣に考えていただく機会になればと
いつも思っています。

当初は、私の川崎重工時代の製品開発(W650)に関するお話などをしておりました。
個人的には、歴史に残る名車だと自負していますが、オートバイが好きな人ばかりではありません、むしろ、どちらかと言うと少数派です。
また、年寄りが昔話をし続けるのも、どうかなという気もしてきました。

もっと、

「最先端(エッジ)」

なトピックのほうが、皆さんの役に立つだろう、そう思いはじめ、その後これまで、
3Dプリンター、農業IoT、人工心臓弁、カテーテル、手術ロボット、バーチャルリアリティー、
スマートグラス・・・、などを取り上げています。


今年は、

「人工心臓カテーテル」

を、取り上げようと考えています。説明を聞いて、画期的なデバイスだと感じたからです。
以下の資料がわかりやすいと思います。

(IMPELLAのご紹介)
http://rs-seminar.cons.aist.go.jp/wp-content/uploads/2018/04/171RS-onishi.pdf

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