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e発明塾通信 vol.742(2020年6月22日号) 「忘れ物防止タグ」が作る「スマート」な町~コミュニティの価値を可視化し、向上させる

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・・・ e発明塾通信 vol.742(2020年6月22日号)

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こんにちは、「発明塾」塾長の楠浦です。

本日は、過去に発明塾や本メール講義で取りあげたエッジ情報の続報、関連情報を取りあげます。

以前の配信で、

「ご近所さんが、宅配荷物の見守りをしてくれる」

仕組みを備えた

「防犯ドアベル」

を紹介しました。


「安全なコミュニティーを創る」ため、「荷物受け取り」をテクった エッジ企業
https://edison-univ.blogspot.com/2017/01/blog-post_30.html


その後、上記で取りあげた エッジ企業

「Ring」

は、アマゾンに買収されました。


この情報を、発明塾(学生版)で取りあげた際

「安心安全なコミュニティー」

を実現する、というのは、

「スマートシティー」

の一つの目的ではないか、というお話をしました。


その後も、

「より良いコミュニティーの実現」

「テクる」(テクノロジーで加速する、を意味する、発明塾用語)

取り組みを、探しています。


一つ、見つけました。

以下記事にある、忘れ物防止タグ

「Tile」

です。


忘れ物や盗難をスマホで監視。注目のスマートタグを徹底チェック!
https://mainichi.jp/articles/20181004/gnw/00m/040/008000c


よくある、忘れ物防止タグは

「一定の距離離れると、知らせる」

というものです。


Tile には、さらに、以下のような機能があるそうです。


==以下、抜粋引用

ほかのTileユーザーのスマホの位置情報を通じて、アイテムがどこにあるかを探せる機能もあります。自分のTileがほかのTileユーザーとすれ違ったときに、そのユーザーのアプリから位置情報を収集して教えてくれるというもの。
必ず見つかるという保証はありませんが、ユーザーが増えるほど見つかる確率がアップするしくみです。

==抜粋引用、以上


つまり、

「一度なくしてしまっても、みつかる(かもしれない)」

仕組みまで、作り込んでいるわけです。


以下の、かなり気合が入った特許にも、同じ内容の記載があります。
(分割出願を、一つ一つ読み解いてみたいところです)

Tracking device operation in behavior-classified zone
https://patents.google.com/patent/US10244352B2

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