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以下、6/14配信のe発明塾通信vol.620です。
・・・ e発明塾通信 vol.620(2019年6月14日号)
「「「 「好奇心」でとどまらず「面白がる能力」を高める ~ アイデアを生み出し「育てる」 「「「
おはようございます、「発明塾」塾長の楠浦です。
さて今回も、発明塾、および、企業内発明塾で、よくお話をしていることを
一つ取りあげ紹介いたします。
(金曜日ですので、ソフトな話題で短めに…)
先日、以下のイベントを行いました。
(5月21日@東京&オンライン)発明塾 xイーパテント「本を語る会」
http://www.techno-producer.com/news/detail_2392.html
株式会社イーパテント の 野崎さんには、同じ、特許情報分析の業界にいるということもあり、これまでも度々お世話になっております。
今回は、
「互いに、読んでいる本の情報を交換しましょう」
ということから、このような場を設けることにいたしました。
本の内容紹介ではなく、その本について
「語る」
ということで、いろいろな話題が飛び出しました。その一つが発明塾で、極めて重視している
「”好奇心” でとどまらず、”面白がる能力” を高める」
です。
これは
「自分だけでとどまる」
か
「相手のため、場のためにも、なる」
か、という違いがあります。
似たようなお話で、
「質問は誰のためか」
という、大学の講義で、必ずと言っていいほど、取り上げる
「問い」
があります。例えば、以下Blogで取りあげています。
(立命館大学「発明講義」最終回を迎えるにあたり~何を学ぶべきだったのか)
https://edison-univ.blogspot.com/2013/01/blog-post_11.html
関係ない内容も含まれますので、以下に、該当部を引用しておきます。
==引用開始
2.そして、いい議論は、いい質問からなる。
大事なのは、質問は何のためか、誰のためか、ってこと。
質問は「相手のため」である(注2)。
だから、相手がその質問について考えることが、大きなブレイクスルーを産むような質問が、いい質問。
すくなくとも、それについて誰かが答えることで、進歩もしくはそのヒントが生まれる質問がいい質問。
自分が知りたいこと、もしくは揚げ足をとって(頭の良さ?を見せびらかして)点数を稼ぐことが、質問の目的ではない。
世の中には、質問に答えるのに時間がかかる人もいる。一向に構わない。
頭の「速い」タイプではなく「強い」タイプだ。
そういう相手には、矢継ぎ早の質問を浴びせてはいけない。
じっくりと、一緒に考える。そのための質問を考える。
それが「質問力」。ファシリテーション。
いい仲間とのいい議論、それに必要な「質問」能力。
発明塾でも、立命館「発明講義」でも、それがテーマの一つ。
==引用、ここまで
「好奇心」
は大事ですが、そこでとどまると、
「自分だけ」
で終わる。
これ、少し寂しいです。
「面白がる」
ことができれば、好奇心の
「輪」
を、
「世界中(!)」
に広げていくことが出来ます(笑
「アイデアを育てる」
というのは、そういうことです。
「面白がって、どんどん、発展させていく」
ことで、
「その場に出た、アイデアは、自然に育つ」
発明塾では、そう教えています。
「オモロい」
ところをみつけ、伸ばしていく。
そういうお話を、いつも
「企業内発明塾」
では、していますね。
それが
「自然に、できるように」
なったとき、皆さんは、
「発明塾の手法」
を、会得した、といえるでしょう。
まず、試してみてください。
楠浦 拝
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