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e発明塾通信 vol.730(2020年5月11日号)「服」は「体温プロファイリング」から作る~「設計」を民主化するテクノロジー

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・・・ e発明塾通信 vol.730(2020年5月11日号)

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こんにちは、「発明塾」塾長の楠浦です。

本日は、過去に発明塾や本メール講義で取り上げたエッジ情報の続報、関連情報を
取りあげます。

発明塾の学生さんが、過去、

「アパレル」

分野の発明に取り組んでくれています。

今回は、その際見つかったエッジ情報の続報を、お知らせします。
まず、以下 Vogue(ヴォーグ)の記事をご覧ください。

(エコ&パーソナルな装いを。最新テックが叶える、未来のファッション体験記)
https://www.vogue.co.jp/fashion/trends/2019-03-07/beautymeetdigitaltech


お読みいただきたいのは、下から1/3ぐらいのところにある

「パーソナライゼーションの新しい価値。」

と題する

「ミニストリー・オブ・サブライ(Ministry of Supply)」

に関する記事です。

「サーモグラフィー」

の写真が目印です。


念のため、関連個所を抜粋しておきます。

==以下、抜粋

ショップではまず、温度を検知するカメラでその人の「サーマルマッピング」、
すなわち体温分布のプロファイルを分析する。例えば性別の差や筋肉量で、
フィットや体温分布は大きく変わる。サーマルマッピングの結果を見ると、
万人が既製のニットを着ていることの方が疑問に思えるほどだ。

そうした分析結果から、着る人一人ひとりに合わせたニットを制作していく。
着る人の熱の排出をスムーズにし、湿度を保ち、また体の伸縮に合わせて
動きやすくするパーソナライズされたニットを、日本製の島精機ホールガーメントで
編み上げるのだ。

==抜粋、以上


まず、

「着心地」

を因数分解していく。

そこで出てくる

「フィット感」
「通気性」

「体型」

だけでなく

「体温分布」

まで考慮して、実現する。

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