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振動止めをつける?つけない?

どうも!Strings Pro(元えぐち)です。

前回の投稿からだいぶ期間が空いてしまいましたが、これからはStrings Proとして情報発信をしていきます!

少しでもみなさんのためになる情報をお届けできればと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今回は振動止めの効果について。

ラケット購入時のオマケでよく貰うので、何となく使っている人も多いのではないでしょうか。
実は「振動止めを使うべき人」「使わない方が良い人」がいるんです!

■振動止めの効果

振動止めの効果は主に

①衝撃の緩和
②コントロール力の向上

の二つ。

①衝撃の緩和

一番よく知られた効果でしょう。
振動止めを付けずにボールを打つとインパクト後もラケットの振動が収まらず、関節や靭帯への負荷が増えてしまいます。

クッションのような働きをしてくれる振動止めは、装着することで衝撃を緩和します。これにより手首や肘への負荷が軽減されるため、怪我の予防として使用されるケースが多いわけです。

②コントロール力の向上

振動止めの隠れた効果として「コントロール力の向上」もあります。

振動止めを付ける位置は縦ガットの中央2本の最下部。
スナップバックが最も発揮される2本のガットを制御する形となり、ボールの飛びとホールド感を抑えるのです。

つまり、振動止めを付けるべき人は

①怪我を予防したい人
②(振動止めを付けていなくて)ボールが飛びすぎる人

■振動止めをつけない

一方、振動止めをつけないことで二つの効果が期待できます。

①球威のアップ

先ほど言及した通りスナップバックを抑える効果で、振動止めの装着がコントロール力の向上に期待ができます。逆に言えば、振動止めをつけないことで回転量も増えて球威アップするわけです。

②ナチュラルな打感を感じ取れる

振動をダイレクトに感じる分、繊細な打感の違いが分かりやすくもなります。
装着しない分振動が暫く持続するので、得られる情報量が増えるんです。

特にボレーなど繊細なタッチを大事にしている人は、ぜひ試して欲しいです。
ガットの動き(スナップバック)具合がよく分かるため、ボールの軌道やバウンド後の変化までイメージがしやすくなります。

よって、以下のみなさんは振動止めを付けない方が良いでしょう。

①球威をアップしたい人
②打感情報を大事にしている人

■まとめ

僕(えぐち)の場合は振動止めを付けています。

スライスやボレーを使うことが多く打感に敏感なタイプではありますが、打った後の余韻を感じ取ることで「あ!ちゃんと回転が掛かってない!」と焦り次の球に集中できないので。。。

ラケットやガットにも言えることですが、結局は「自分が一番気持ちよく打てる」ことが重要です。

何となく振動止めを付けている人や付けたことがない人。
これを機会に振動止めを取ったり付けたりして、自分の打感を探してみてはいかがでしょうか?

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