えぐさゆうこ 南の島の歌・語り・民謡

歌手。元南海放送アナウンサー。 奄美大島のシマ唄、屋久島の古謡、トカラ列島の唄。 伝承…

えぐさゆうこ 南の島の歌・語り・民謡

歌手。元南海放送アナウンサー。 奄美大島のシマ唄、屋久島の古謡、トカラ列島の唄。 伝承者が少ない美しい唄を探して歌っています。 憧れの美しい国・ブルガリア民謡についても書いています。ライブ情報も。

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    麗しき島々 songs of beautiful islands

    ナレーターとしても活躍し、屋久島にルーツを持つ歌手・えぐさゆうこ。 2016年に発表されたミニアルバム『宝歌-takarauta-』に続く、待望の1stフルアルバム『麗しき島々』が完成。 今作では奄美・屋久島・種子島の古謡を中心に取り上げており、 伝承者が少ない屋久島の古謡「まつばんだ」や、 えぐさゆうこの師匠である朝崎郁恵が喜界島の祖母から聴かせてもらったという江戸時代以前の古謡等も収録されている。 アレンジには加藤登紀子や伊藤多喜雄のサポートなどでも活躍するピアニスト・江草啓太と、ブラジリアン・スタイルのギタリスト笹子重治。 演奏は、笹子重治とパーカッション渡辺亮氏の絶妙なコンビネーションによる楽曲や、多方面の作編曲家からの信頼も厚いヴァイオリンの吉田篤貴とチェロ菅野太雅によるストリングス、ブルガリア民謡や江州音頭の佐藤みゆきとのコーラスデュオなど、多彩なミュージシャンによる端正なアレンジが完成した。
    2,500円
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    宝歌-takarauta- えぐさゆうこ 

    屋久島にルーツを持つ歌手・えぐさゆうこ。 伝承者の少ない屋久島の子守唄、奄美のシマ唄をコーラスアレンジした『朝顔』、トカラ列島の無人島の『しゃくだんばな』など南西諸島の希少な唄や、中島みゆき『竹の歌』、大貫妙子『花・ひらく夢』など名曲のカバーを織り交ぜた1stミニアルバムが遂に完成。 演奏には加藤登紀子や伊藤多喜雄のサポートなどでも活躍するピアニスト・江草啓太、 早川義夫との共演でも知られるアコーディオン奏者・熊坂路得子が参加。 屋久島・奄美・トカラ列島の古謡と名曲の世界が響きあう1枚。 えぐさゆうこさんの声は、途絶えかけそうてしまいそうなあやうさをも抱えながら、 私たちをあたたかく満たし母のように語りかけています。 (民謡歌手 伊藤多喜雄) ■収録曲: 1. 朝顔節(Amami) 2. 竹の歌 3. 花・ひらく夢 4. シャ・リオン 5. 永田の子守唄(Yakushima) 6. 花富の子守唄(Amami) 7. しゃくだんばな(Tokara) ■演奏: えぐさゆうこ(Vocal,奄美三味線,chorus) 江草啓太(ピアノ,奄美竪琴,programming) 熊坂路得子(アコーディオン) 定価: 1,620円 (本体価格1,500円+税) ■プロフィール えぐさゆうこ / 歌手・ナレーター、元南海放送アナウンサー。 横浜国立大学美術科時代にモダンダンス部に在籍し、コンドルズ近藤良平氏に師事。 2000年に南海放送入社しアナウンサーとしてテレビ、ラジオで活躍。 在局中に奄美大島のシマ唄を知り人生観が劇的に変化。 最初は独学だったが尊敬する唄者(うたしゃ…奄美大島のシマ唄の熟練した方に対する尊敬の念を込めた称号である)に出会い、方言や昔の生活、唄掛けなど唄について深く学ぶ機会を得る。 そこでの経験からより深く自分の唄を深める為に2009年父の故郷・屋久島で唄の調査を行い、「幻の名曲」と言われた古謡の存在に出会う。 50年近く前の名手の音源の独特な音階などに忠実に再現しようとさまざまな試行錯誤を重ねるうちに、他の地域の豊かな音楽を知るようになり、隠岐諸島や瀬戸内海などの伝承者が居ない唄などを調べるようになる。その活動が夕刊フジ、サンデー毎日、スポーツニッポン、南日本新聞などで紹介され話題を呼ぶ。CD『まつばんだ』(ライブ会場限定販売)などをリリース。モンゴル音楽祭や新居浜太鼓祭りなど様々なイベントに出演している。現在もナレーターとして活躍する質の高い語りと、古謡などを織り交ぜた舞台は「圧倒的な表現力」と評される。 CDに寄せていただいたコメント (コメントはアイウエオ順で掲載させて頂いています) シマ唄を愛する気持ちが伝わってきます。 これからもずっと歌い続けてください。 奄美シマ唄 朝崎郁恵 人と自然が創る声の響きに 心地よさと癒し、えぐさゆうこの宝歌 この宝歌のアルバムから、たくさんの糸が見えてきました。 赤い糸、青い糸、太い糸、細い糸、それぞれを一つにして 紡いでゆくと、それは世界自然遺産となり20年以上の歳月が 流れた屋久島に、また新しい生命が誕生するようでした。 えぐさゆうこさんの声は、途絶えかけそうてしまいそうなあやうさをも抱えながら、私たちをあたたかく満たし母のように語りかけています。 民謡歌手 伊藤多喜雄 アナウンサーという異業種から、新しい場所で歌い手として活動を 本格化して 早くも作品を発表できるゆうこちゃんのバイタリティ、 引き寄せ力はすごい。 きっとず~っと歌っていく人でしょうから このアルバムは記念すべきスタート。 リリースおめでとう。 大事に聴いてくれる方達に届くといいですね。 重住ひろこ(スムースエース) ウタは人なり。えぐさゆうこさんは、天然です。とても聡明な人にして、どこかノンビリしています。今の時代、人はたとえ自分自身はうぶすな民謡ひとつ歌えなくても、遠い見知らぬ(でも同じ地球上の)土地が脈々と受け継いできたもの、つまりルーツに裏打ちされたウタの強さにはやはり懐かしさや憧れを感じるものと思いますが、ゆうこさんは実際に自身のルーツでもある ‘島のウタ’ をずっと長いこと探し歩いてきた。その強い情熱には、やはり懐かしさや憧れ以上のものがこもっていると思います。その集大成のこのアルバムには、さらにゆうこさんの個性である、どこかノンビリした ’ゆるさ’ が宿っていて、とても優しい響きだ、と思いました。 自由型ピヤノ弾き語り 鈴木亜紀
    1,500円
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    Sorya!2(ソウリャソウリャ)

    新居浜太鼓祭りCD「Sourya!2」 品番:FES01 2010年10月8日(金)全国発売 フェスタッタ・レコード JANコード:4582308070153 ¥2,000(税込) V/A 1 よいよええぞな新居浜太鼓(友近890 ) 2 matsuribayashi(Double Up Production ) 3 祭りは人生あなたとの人生(Hi-Fu ) 4 Don Den Don(That's On) 5 空が鳴る、龍の声(えぐさ由唄 +江草啓太 ) 6 アカガネビト(キッサコ ) 7 新居浜クラッシュ(SEX MACHINEGUNS )
    2,000円
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    麗しき島々 songs of beautiful islands

    ナレーターとしても活躍し、屋久島にルーツを持つ歌手・えぐさゆうこ。 2016年に発表されたミニアルバム『宝歌-takarauta-』に続く、待望の1stフルアルバム『麗しき島々』が完成。 今作では奄美・屋久島・種子島の古謡を中心に取り上げており、 伝承者が少ない屋久島の古謡「まつばんだ」や、 えぐさゆうこの師匠である朝崎郁恵が喜界島の祖母から聴かせてもらったという江戸時代以前の古謡等も収録されている。 アレンジには加藤登紀子や伊藤多喜雄のサポートなどでも活躍するピアニスト・江草啓太と、ブラジリアン・スタイルのギタリスト笹子重治。 演奏は、笹子重治とパーカッション渡辺亮氏の絶妙なコンビネーションによる楽曲や、多方面の作編曲家からの信頼も厚いヴァイオリンの吉田篤貴とチェロ菅野太雅によるストリングス、ブルガリア民謡や江州音頭の佐藤みゆきとのコーラスデュオなど、多彩なミュージシャンによる端正なアレンジが完成した。
    2,500円
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    宝歌-takarauta- えぐさゆうこ 

    屋久島にルーツを持つ歌手・えぐさゆうこ。 伝承者の少ない屋久島の子守唄、奄美のシマ唄をコーラスアレンジした『朝顔』、トカラ列島の無人島の『しゃくだんばな』など南西諸島の希少な唄や、中島みゆき『竹の歌』、大貫妙子『花・ひらく夢』など名曲のカバーを織り交ぜた1stミニアルバムが遂に完成。 演奏には加藤登紀子や伊藤多喜雄のサポートなどでも活躍するピアニスト・江草啓太、 早川義夫との共演でも知られるアコーディオン奏者・熊坂路得子が参加。 屋久島・奄美・トカラ列島の古謡と名曲の世界が響きあう1枚。 えぐさゆうこさんの声は、途絶えかけそうてしまいそうなあやうさをも抱えながら、 私たちをあたたかく満たし母のように語りかけています。 (民謡歌手 伊藤多喜雄) ■収録曲: 1. 朝顔節(Amami) 2. 竹の歌 3. 花・ひらく夢 4. シャ・リオン 5. 永田の子守唄(Yakushima) 6. 花富の子守唄(Amami) 7. しゃくだんばな(Tokara) ■演奏: えぐさゆうこ(Vocal,奄美三味線,chorus) 江草啓太(ピアノ,奄美竪琴,programming) 熊坂路得子(アコーディオン) 定価: 1,620円 (本体価格1,500円+税) ■プロフィール えぐさゆうこ / 歌手・ナレーター、元南海放送アナウンサー。 横浜国立大学美術科時代にモダンダンス部に在籍し、コンドルズ近藤良平氏に師事。 2000年に南海放送入社しアナウンサーとしてテレビ、ラジオで活躍。 在局中に奄美大島のシマ唄を知り人生観が劇的に変化。 最初は独学だったが尊敬する唄者(うたしゃ…奄美大島のシマ唄の熟練した方に対する尊敬の念を込めた称号である)に出会い、方言や昔の生活、唄掛けなど唄について深く学ぶ機会を得る。 そこでの経験からより深く自分の唄を深める為に2009年父の故郷・屋久島で唄の調査を行い、「幻の名曲」と言われた古謡の存在に出会う。 50年近く前の名手の音源の独特な音階などに忠実に再現しようとさまざまな試行錯誤を重ねるうちに、他の地域の豊かな音楽を知るようになり、隠岐諸島や瀬戸内海などの伝承者が居ない唄などを調べるようになる。その活動が夕刊フジ、サンデー毎日、スポーツニッポン、南日本新聞などで紹介され話題を呼ぶ。CD『まつばんだ』(ライブ会場限定販売)などをリリース。モンゴル音楽祭や新居浜太鼓祭りなど様々なイベントに出演している。現在もナレーターとして活躍する質の高い語りと、古謡などを織り交ぜた舞台は「圧倒的な表現力」と評される。 CDに寄せていただいたコメント (コメントはアイウエオ順で掲載させて頂いています) シマ唄を愛する気持ちが伝わってきます。 これからもずっと歌い続けてください。 奄美シマ唄 朝崎郁恵 人と自然が創る声の響きに 心地よさと癒し、えぐさゆうこの宝歌 この宝歌のアルバムから、たくさんの糸が見えてきました。 赤い糸、青い糸、太い糸、細い糸、それぞれを一つにして 紡いでゆくと、それは世界自然遺産となり20年以上の歳月が 流れた屋久島に、また新しい生命が誕生するようでした。 えぐさゆうこさんの声は、途絶えかけそうてしまいそうなあやうさをも抱えながら、私たちをあたたかく満たし母のように語りかけています。 民謡歌手 伊藤多喜雄 アナウンサーという異業種から、新しい場所で歌い手として活動を 本格化して 早くも作品を発表できるゆうこちゃんのバイタリティ、 引き寄せ力はすごい。 きっとず~っと歌っていく人でしょうから このアルバムは記念すべきスタート。 リリースおめでとう。 大事に聴いてくれる方達に届くといいですね。 重住ひろこ(スムースエース) ウタは人なり。えぐさゆうこさんは、天然です。とても聡明な人にして、どこかノンビリしています。今の時代、人はたとえ自分自身はうぶすな民謡ひとつ歌えなくても、遠い見知らぬ(でも同じ地球上の)土地が脈々と受け継いできたもの、つまりルーツに裏打ちされたウタの強さにはやはり懐かしさや憧れを感じるものと思いますが、ゆうこさんは実際に自身のルーツでもある ‘島のウタ’ をずっと長いこと探し歩いてきた。その強い情熱には、やはり懐かしさや憧れ以上のものがこもっていると思います。その集大成のこのアルバムには、さらにゆうこさんの個性である、どこかノンビリした ’ゆるさ’ が宿っていて、とても優しい響きだ、と思いました。 自由型ピヤノ弾き語り 鈴木亜紀
    1,500円
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    新居浜太鼓祭りCD「Sourya!2」 品番:FES01 2010年10月8日(金)全国発売 フェスタッタ・レコード JANコード:4582308070153 ¥2,000(税込) V/A 1 よいよええぞな新居浜太鼓(友近890 ) 2 matsuribayashi(Double Up Production ) 3 祭りは人生あなたとの人生(Hi-Fu ) 4 Don Den Don(That's On) 5 空が鳴る、龍の声(えぐさ由唄 +江草啓太 ) 6 アカガネビト(キッサコ ) 7 新居浜クラッシュ(SEX MACHINEGUNS )
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「麗しき島々」曲紹介 12.月二寄セル唄~ええうみ/Месечинко льо(メセチンコリョ)

「ええうみ」をライブでやる時に、佐藤みゆきさんが「ブルガリア民謡でも「月」にちなんだ曲があるので一緒に歌うのはどう?」と提案してくれたのがきっかけでこの形になりました。ブルガリア・ロドピ地方の民謡です。 奄美とブルガリア、月を見ながら物思うのは今も昔も、世界共通なんだと思いました。 こちらも、「千鳥浜」同様に8年くらい温めていた弦でのアレンジで、 ようやく日の目を見る事ができて嬉しいです。 このスタイル、もう少しいろいろな曲でも挑戦してみたいと思っています。 八月やなりゅう

    • 「麗しき島々」収録曲解説 11.まつばんちゃ(喜界島)

       既出の屋久島古謡「まつばんだ」に似た題名だな、と思われた方もいるかもしれません。 「まつばんだ」の音源を朝崎郁恵先生に聴いていただいた時の事です。 「これは、喜界島のおばあちゃんが歌ってくれた歌に似ている」と言われて、その場で突然思い出して数節歌ってくださいました。 喜界島と、朝崎先生が住んでいた加計呂麻島は遠いですが、たまに孫に会いに来てくれた時に、枕元で歌ってくれていた歌が確か「まつばんちゃ」だったと思うとのことでした。朝崎先生のお祖母様は江戸時代生まれでしたので、

      • 「麗しき島々」収録曲紹介 10.ようかい(種子島)

        種子島の古老が歌う音源で知り、非常に気になって調べて地元の方に質問しながら着想を膨らませました。12番まで残っていますが、有名なのは5番までです。ちなみに、「ようかい」というのは妖怪ではなく、「よしよし」というような意味の方言です。 こちらも笹子さんプロデュースの曲で、極上の子守唄に仕上げてくださいました。刃物の生産が盛んな種子島から屋久島に出稼ぎに出て…という当時の人の営みが伝わる歌詞です。笹子重治さんのギター、そして渡辺亮さんの優しいカリンバの音や波を思わせる鳴り物を添え

        • 麗しき島々 曲紹介 9.小瀬田の四つ竹踊り歌

          毎日「麗しき島々」の中の曲を紹介していく試みです。 8曲目と9曲目はライブでも屋久島メドレーという形で歌っているので、アルバムでもつづけてみました。 〈えぐさゆうこ江草啓太〉名義でリリースしたCD「まつばんだ」にも収録した屋久島の踊り歌で、その際にはピアノと歌のみで録音しています。 この歌は地元の名人・藤原貞子さんの唄を聴いて、ぜひお会いしたと思いご連絡して直接録音したものを元にしています。小瀬田という集落は空港の近くです。 今回は佐藤みゆきさんとのポリフォニーバージョンで

        「麗しき島々」曲紹介 12.月二寄セル唄~ええうみ/Месечинко льо(メセチンコリョ)

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        • 麗しき島々
          12本
        • ティアレミュージックだより・note版
          19本

        記事

          麗しき島々 曲紹介 8.小島の子守唄(屋久島)

          8曲目に差し掛かってきました。書いていくとアレンジに関するこだわりやブックレットに書き切れなかったこと、ミュージシャンについてなど好きなだけ書けるのがいいですね。ライブを結構な頻度で行っていた時は、馴染みがない歌の背景や歌詞などを知って欲しくて「ティアレミュージックだより」という瓦版的フリーペーパーを配っていたのですが、それに近い感じがあります。  さて、曲についてですが、屋久島の唄は残っている資料がとても少ないというよりも、地元の伝承者が少ない歌が多いです。本当に、途絶える

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          「麗しき島々」曲紹介 7.奄美のてまりうた

           いよいよB面に突入ですね(レコードではないけれど。笑)。  最近は楽曲配信は切っても切れないところがありますが、それでも自分のやっている音楽は何らかの手作り感、懐かしさをどこかに残しておきたい…という思いでやっています。最初の屋久島CD「まつばんだ」の際にはクラフト紙のジャケットに一つ一つハンコを押していくという作業でした。それはとてもとてもしんどかったので(苦笑)、次のミニアルバム「宝歌」は、紙ジャケットがいいなと思い選択しました。今回は、ジュエルケースの通常のケースで

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          「麗しき島々」3.千鳥浜(ちぢゅりゃはま)

          奄美大島・加計呂麻島の花冨集落の八月踊り唄です。奄美の民謡には三味線で唄う「シマ唄」とチヂンという太鼓で唄い踊る「八月踊り」というジャンルがあり、この曲は「八月踊り唄」のひとつです。 この曲は何年も前から弦アレンジで演奏していて(出産前からなので、もうかれこれ7年くらい…!江草啓太さんによるアレンジです)ようやく形にする事ができました。 今回ようやくレコーディングに取り組むことができました。ちなみにヴァイオリンの吉田さんは奄美出身の先生に師事していたと聞き、ご縁を感じました。

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          「麗しき島々」収録曲について 6.まつばんだ(屋久島)

          5曲目は屋久島古謡「まつばんだ」です。 CDなのでA面、B面はありませんが、もしレコードだとしたらここでA面の終わりというイメージで構成しています。最近は配信で聴く方も多く、 CDを通して聴く方とそうでない方がいらっしゃると思うのですが、あえて懐かしい感じを出したいと思いました。 屋久島の曲だけ集めたえぐさゆうこ江草啓太名義のミニアルバム「まつばんだ」ではピアノアレンジでしたが、今回はアカペラで収録しました。酒匂シゲさんという名人の音源を元に歌っています。屋久島高校に赴任し

          「麗しき島々」収録曲について 6.まつばんだ(屋久島)

          アルバム「麗しき島々」曲解説 5.とっぴぶし

          続いても屋久島の唄です。 とっぴぶしは飛魚漁の唄です。屋久島では飛魚漁が盛んでした。 笹子重治さんの提案で、パーカッションの渡辺亮さんに入っていただきました。 笹子さん・渡辺さんのコンビを初めて聴いたのはEPOさんのアルバム「wica」ですが、お二人が初めて顔を合わせたのもwicaだったそうです。 渡辺亮さんの収録の際にはたくさんの民族楽器が並び、スタジオには水の入った大きな器が運び込まれました。 仕上がった音を聞くと、まるで飛魚が跳ねている水面を見るような印象で、 渡辺さん

          アルバム「麗しき島々」曲解説 5.とっぴぶし

          アルバム「麗しき島々」解説 4.鳥が鳴く(屋久島)

          続いては、屋久島の古謡「鳥が鳴く」です。これは、新ラッパ節の系統と言われている曲で、楽譜と歌詞のみ残っていました。 屋久島にはこのような曲がたくさんありまして、私が最初に古謡の聞き取りを行った際も、歌えるお年寄りというのは非常に少なく、今はさらに少なくなっています。と同時に、地元でも唄を再生しようという動きがみられているのは非常に頼もしいです。 そもそも屋久島高校に赴任されていた野呂先生をはじめとする偉大な先人が大量の音源や譜面を残してくださって、後々演奏ができるようにと託し

          アルバム「麗しき島々」解説 4.鳥が鳴く(屋久島)

          「麗しき島々」収録曲について 2.喜界島の田植え唄

          11月15日リリース予定「麗しき島々 beautiful islands」の2曲目は、喜界島の田植え唄です。 喜界島は奄美群島の一つです。 喜界島には今でも「塩道長浜節」「むちゃ加那」などは大会でも歌われるような有名な曲だけでなく、喜界島固有の唄が何曲もあります(今回はアルバムの中に2曲、喜界島の曲を入れました。もう1曲についても後日ご紹介します)。 この田植え唄、喜界島の唄者、菅沼セツエさんにお会いした時に聞かせていただき、大変感動した曲です。 実は私のシマ唄の姉弟子が

          「麗しき島々」収録曲について 2.喜界島の田植え唄

          「麗しき島々」収録曲について 1 長雲節

          6年ぶりにCDを出します。 このご時世に…! 我ながらドキドキしていますが、 このタイミングだと思ったのでもうやるしかないです。少しでも応援いただけたら嬉しいです。 タイトルは「麗しき島々 songs of beautiful islands」。 12曲入りのフルアルバムです。(前作はミニアルバムでした) どんな曲を歌っているのか? 1曲ずつご説明していこうと思います。 1曲目、「長雲節」。奄美シマ唄です。 歌詞長雲ぬ 長さしぃぬぎさゆじ坂(びりゃ) しぃぬぎさゆじ坂

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          8/3 セデャン歌トラペ座2マンライブ

          バオバブにお越しいただいた方からのお写真を使わせてもらってます。アンケートもいただきました。本当に励みになります。心から感謝です。 奄美ブルガリアプロジェクトを続けてまいりましたが、 「セデャン歌(セデャンカ)」と名前がついたのは初のライブでした。 夏なので、怖い話と歌をブルガリア奄美でやりたい、というみゆきさんの提案でやってみました。 トラペ座の皆さんとは初。以前からご一緒したかったので念願叶った日でした。トラペ座の多田葉子さんと、わがセデャン歌でサポートしていただいて

          8/3 セデャン歌トラペ座2マンライブ

          次も奄美ブルガリアコラボライブです。

          6月1日、つまり今度の土曜日になってきました。 早稲田リネンさんにて13時からライブです。このコンセプトは一昨年くらいから定例になっているので、だんだんとレパートリーも溜まってきた。 今回は、ブルガリアのバラ祭りにちなんだ「喜びの花の香る時」。ブルガリアには「カザンラク」という谷があって、 その谷じゅうにバラが咲き誇り、香りがすごいそうだ。 その話をブルガリア民謡の佐藤みゆきさんから聴いて、 そして、最近よく一緒にやっているダンサーのミウさんがアロマテラピストで、自宅

          次も奄美ブルガリアコラボライブです。

          喜びの花の香る時

          喜びの花の香る時 6/1@早稲田リネン 〜あの花が咲いたら思い出してほしい あふれるような愛の歌を〜 奄美×ブルガリアのハーモニーとダンス、アロマとの融合。 ブルガリアの薔薇祭りにちなんで、 ブルガリア、奄美の花にまつわる歌をご紹介します。 情熱的なアコーディオン、フレームドラム、 至高のクロスオーヴァーをお楽しみください。 出演 井上 ミウ(ダンス)えぐさ ゆうこ(ボーカル)佐藤 みゆき(ボーカル)熊坂 路得子(ア

          歌詞。

          奄美やブルガリアには月に歌い掛ける歌詞があってそれがとてもロマンチックだなぁ…と思い、今回6月23日のライブのテーマにしました。 じゃあ実際にどういう歌詞があるのか、少しだけご紹介しようかなと思っています。 例えば奄美。 「お十五夜ぬ月や 神美らさ照りゅり 加那が門に立たば 雲てぃ給ぼり」 (十五夜の月は神々しいくらいに光り輝いている。だが、私の愛する人が訪れる時には、曇っていてほしい) 恋人との逢瀬、光り輝く月、そして雲…非常に美しいイメージの取り合わせです。 一方