2年間メモ書きをして
2年間メモ書きをしました。
メモ書きに出会ったのが2020年10月
それから2年以上が経ちました。捨てたものもありますが家のクローゼットには30cmを超えるメモ書きの束が出来上がりました。こんなにも日々悩み、解決しようと筆を取っていたんだなと感慨深くなり、中を読むと悩んでたそのほとんどが現在は解決し、過ごしやすい日々になっています。
こんなに変われたのはメモ書きのおかげです。この2年を少し振り返りたいと思います。
何が変わったか
1番変わったのは仕事の仕方です。というのもメモ書きで悩んでいた部長ですが人事調査が入り、問題の酷い人だと判明し子会社に出向となりました。
その部長の直属の部下で1番若かったのが私です。目にみえる罵倒やセクハラがなく、パワハラ・セクハラのグレーゾーンを攻める人だったので、訴えづらくジワジワと疲弊してました。そして部長が悪いのではなく私が悪いといつも思っていました。それがおかしいと社外の方から言ってもらえたことで部長と対立することができ、異動となりました。
自分の癖で常に自分が悪いと自責することで問題をやり過ごそうとしていたのですが、それは問題を解決しようとせず、ただ変化しないことを選択したに過ぎなかったのです。
メモ書きをすることで自分の感情が露わになります。そしてその感情を大切にして良いのだと気づけます。ずっと自分の感情に蓋をし嫌なことがあっても嫌と言わずニコニコしてるバランスの悪い人間でした。メモ書きをすることで自分の感情を知り「ああ嫌だったんだな」と気づけました。
やる前に問題だったこと
部長以外でもたくさんの問題が私の周りにはありました。
お局さんとの不仲
部下の派遣の女性社員が男性に媚びばかり売り仕事をしてくれない
夫がモラハラっぽく接してくる
娘が3歳で自我が芽生えひたすらワガママを言って泣き喚く
家が片付かない
家事と育児でへとへと
でもこれらに反応してしまうのは自分の中に眠る愛着障害だったのです。お局さんとは距離を取れば良い。部下のことは上に相談すれば良い(ただし当時はセクハラ部長でその女性社員を贔屓してたので解決できなかったのですが別の方や他部署など。)
夫とも毅然とした態度で接すれば良かった。娘は私の態度が娘の感情を不安定にさせていた。家事は完璧にやらなくて良い。常に悩んでて頭を使っていたからへとへとだった。
愛着障害に気付き、行動を変えたおかげで私の人生は好転していったなと思えます。
メモ書き✖️読書で自分の問題把握、行動と思考を変える
愛着障害に気づく方法はいろいろあります。漫画やドラマ、映画でも要所要所に愛着を問題にした作品はすごく多いです。そんな親もいるよね、子供は辛いよね、私の親もそうだったな。そんな感想で終わってましたが、それは「愛着障害」を引き起こす親子関係だったのです。
子供の頃の傷がずっと自分の感情に蓋をしたり、固定概念を植え付けてたり、世界を色眼鏡をつけて見ているのです。ゼロ秒思考の著者の赤羽雄二さんはそんな愛着障害をかなり問題視しており、愛着障害を克服できるオススメ本をTwitterに流しています。
これらの本を7割程読みました。読みながらメモ書きをたくさんして振り返りました。当時の辛かった気持ちが蓋を開けてたくさん出てきました。自分がどれだけ捻れてたか分かりスッキリしました。
新しい一歩を踏み出している
本を沢山読み、メモ書きをして、リアルでの人間関係の悩みもメモ書きしていくうちに私は母の顔色を無意識に伺って行動していたことがわかりました。母の言葉が脳の無意識の中にあり「こうあるべき」「こんな風に評価されたい」という気持ちになっていました。
それらを手放せて、今は気持ちがすごく穏やかです。子どもにイライラすることもなく自分の感情をストレートに出せています。夫との関係も良好になりました(これは詳しく別記事で書きたいです。)
全てのキーはメモ書きだったと思います。1分で自分を振り返ることのできるツール。1分でこうしようということをアプトプットし行動に移せるツール。頭の中でひたすら悩むのではなく、何が問題か可視化され、じゃあどう行動するかが明確になるツール。こんな素晴らしいツールが本1冊で手に入る。すごいです。
赤羽さんは「変化できる人」という本も書いてらっしゃりその影響も大きかったです。変われる自分を現在は手にし、毎月・毎週・毎日自分がどんどん変革している自信があります。
私はほんとーーーーーーに悩んでばかりでした。会社や夫や子供の愚痴を母やママ友に話すばかりの2年前からまさか自分がこんなに挑戦的になり、人間関係良好に日々充実した日を送れるなんて全く思っていませんでした。
変わりたい抜け出したいという気持ちが私をメモ書きに辿りつかせてくれて、こんなに変われたのだと思います。
改めてメモ書きに感謝です。
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