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サイゼリヤのワインはいいぞ

サイゼリヤ大好きなんです。生活圏に無いにも関わらず、大体月1.5回くらいのペースで行っています。何を隠そう、この記事を書いている今まさにサイゼリヤにいるのですから。ここまでの記事がワイン三昧ですから、もちろん今回のサイゼリヤでもワインの話です。

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サイゼリヤのワインは?

イタリアンレストランということで、やはりイタリアワインがそろっています。ハウスワインがその安さゆえに取りざたされがちですが、ワインリストに載っているものがおよそ20種類!(店舗により取り扱いが無いようですのでサイゼリヤ公式ページで店舗ごとのワイン品ぞろえはご確認ください)。南北に長いイタリアにあって広範なエリアでワインは作られていますが、サイゼリヤにあるのは中部あたりのワインが多いです。その昔は7,000円越えの高級ワインも"裏ワインリスト"に載っていて一部店舗では提供されていましたが、最近はそのリストを見かけることがなくなりました。現在お店で提供されているのは2,000円前後を主体として、3,800円のものが一番高いものかと思われます。

ハウスワイン

赤白ともに1杯100円という衝撃の値段で、さらにマグナムを頼むと1杯あたりいくらになるのか想像もつかない、もはや価格破壊のワインです。ブドウについてはいずれもイタリアが誇るメイン品種、黒ブドウはモンテプルチャーノとサンジョベーゼ、白ブドウはトレッビアーノとマルヴァジアを使っています。

赤ワインは、カジュアルに飲めるけれどまろやかさのあるモンテプルチャーノに、すっきりとした酸味を特徴とするサンジョベーゼをブレンドすることで、どんな食事にでも合わせられる作りとなっています。

白ワインはフレッシュさとフルーティーさが特徴的なトレッビアーノ種とマルヴァジア種を混ぜることにより、飲み口の良いワインとなっています。

おすすめの白

もちろんハウスワインだけではありません。ボトル注文が可能なワインの中からは、"Ori(オーリ)"をおすすめします。なんといっても一番の特徴は、ファミレスワインとは思えないようなしっかりとした樽熟成の味わいです。美しく黄金色がかったワインの酒質はボリュームがあり、はちみつを思わせるコクが満足感の高い一本です。フレッシュにスッキリではないので、冬場でも料理と合わせてゆっくりと飲むのにぴったりです。

おすすめの赤

赤のおすすめにしてサイゼリヤワイン一番のおすすめが、"LeAle(レアレ)"です。イタリアのメインブドウ品種サンジョベーゼだけでなく国際的な品種のカベルネ・ソーヴィニヨンも混ぜることにより、深みのある味わいが楽しめる一本です。こちらも木樽を使った熟成を24ヶ月間もしていることにより、しっかりとした味わいながら渋みや酸味などもバランスよく調和しています。お店によるとロースト系の肉料理や脂身の少ない肉料理と合わせるのが良いとのことです。

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美味しく飲むには

ハウスワインにしろいずれのワインにしろ、本当に値上げをしてくれてもいい程にワインがそろっています。ただし、ワインの温度には少し気を付けてみてください。多くのサイゼリヤのワインは冷やして保存されていますが、赤ワインは特にそのままでは冷えすぎています。ぜひ温度を上げるために少し時間を置いたり、空のデキャンタを借りて移し替えたりすることをお勧めします。スパークリングワインとほとんどの白ワインについてはそのままでもOKです。

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日本人が最も気軽にワインを飲める場と言っても過言ではないお店、それがサイゼリヤです。100円のグラスワインなんて..と思っていたあなたも、ハウスワインにしか興味がなかったあなたも、どうかこの投稿を機にサイゼリヤの本気を試してみてください!

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