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自分的働き方改革


突然ですが、私の実家は左官屋です。
私の祖父(父方)が始めました。

祖父は私が5歳の時に天国へ行きました。
お葬式は、私の6歳の誕生日でした。

自転車に乗れるようになったのは祖父のおかげで、

私の事をものすごーく可愛がってくれてて、
優しかったなぁという記憶がほんのりあるくらい。

ほんとにそのくらいで、あんまり覚えてないのです悲しい事に。

でも、大人になるにつれて、今なんてしょっちゅう

何故か祖父の事を思い出します。

父方も母方も、祖父祖母全員、今頃天国なのですが
何故か父方のおじいちゃんの事ばっかり。

取り憑かれてるのかな?笑
頑張れって応援してくれてるのかな?

祖父は早くに亡くなってしまったので、父は若い時に後を継いで、

おじいちゃんよりもおじいちゃんの年齢になりましたが、今も現役で毎日現場へ行ってます。

お店を出して思いましたが、私は確実にこの2人の血をひいてるなぁと…

父が休んでるの、ほとんど見たことないです。
休みでも一度は必ず現場へ行きます。

そう思うと、私もこのままずっと頑張れる気がしてます。

家族に仕事の話はほとんどしませんが、
(なんか色々言われそうだから笑)

おじいちゃんが居たら色々話してたかもしれないなぁー。
(ひたすら優しく聞いてくれそうだから笑)

お店を始めた当初、倒れるまで頑張ろうと思ってました。謎思考。
でもそこまでして頑張らないと、絶対上手くいくわけないって思ってました。

休みもいらないし、もう何もかもをお店の為に捧げるから、どうか上手く行ってくれー!と、かなり自分を追い込んでました。

と言うのも、うちの店は当初(最近も言われてますが)

「難しいと思う、上手く行かないと思う」

と言われていまして。笑

だからとにかく無理をしてでもすぐに結果を出したいと思ってました。

だけど、オープンから半年以上経った今、

お店が好きすぎて、出会った人達が愛おしすぎて、

"出来る限り長く、このままが続いてほしい"
"長くお店を続けたい"

と思うようになりました。

長く続ける為には倒れてたらどうしようもなく。笑

やるべき事は一生懸命やりますが、
必要以上に自分を追い込むのをやめました。

そんな事を考えていたタイミングで、

先日、お客様が以前勤めていたという、あるお花屋さんの店主の女性の話を聞かせていただきました。

その女性は40歳で1人でお店を始めて、

ある田舎町で、田舎に似合わない(失礼)おしゃれな花屋さんだったそうです。

当初は上手く行くわけないと言われていたけど、

もう1人ではいっぱいいっぱいな程
たくさんの仕事を抱え、従業員を雇う程になったそうです。

とっても綺麗で、可愛い方だったそうです。

そして、亡くなる最後の最後まで、休む事なく仕事をしていたそうです。注文があるからって。
(その話を聞かせてくれたお客様、私の花を見てるとその花屋の方を思い出すと言ってくださいました。これからも応援してるって言ってくださいました。ありがとうございます。)

…この話に私感銘を受けてしまいまして。

「私もお店を長く続けて語り継がれる花屋になりたい!
そして出来るだけ長く最後の最後まで仕事してたいーーー!」

と改めて思いました。

なので、これからは
父とそのお花屋さんのように、出来るだけ長く仕事を続けたい
"一生懸命長く続ける"
と言う事に重きを置いて、仕事のペースを考えて行きたいと思います。

働き方改革(江口風)

なんか話がまとまらずよくわからなくなりましたが、とりあえずおじいちゃんに会いたいです。笑

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