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花屋で働く上で気をつけていた事

先日、あるお仕事のお手伝いをさせていただいたのですが、

しばらく1人で働いていたので、
久しぶりに誰かの仕事を手伝う(人と働く)
というのを体験して、懐かしくなりました。


今は独立して自分1人ですが、以前はスタッフが数名居る花屋で働いてました。(計3件)

花屋としてウエディングも葬儀も店売りも経験しましたが、

花屋の仕事は多岐にわたるので、
周りの人の動きを見て、先読みして動くのが本当に大事で、スムーズに仕事を終える為に必要な事でした。

私が今まで花屋の仕事でとにかく気をつけていたのは

"目の前にいる人が何を求めているのかを考えて動く"

ということでした。

"この人が今こうしているなら、次はこうだから、私はこうしよう"

と言うのを、特に現場仕事(ウエディングの装飾、葬儀の施工など)では特に意識して動いてました。

そして、現場に出たら終わるまで絶対にダラダラ歩かない、と言うのも意識してました。

後は、先輩がやるべきじゃない事
(後輩がやるべき事)
をちゃんと見極めて動くというのも気をつけていました。

気をつけていても、
時に盛大に空回ったり、そっちだったかー!となったりする事もよくあって、
出来ない自分に悔しくてたまらなくなった事もあります。

店売りでもそうで、一緒にお店に立ってる人が次に使いたいのはこれ
と言うのを考えて用意するのは当たり前でした。
(例えばペンとかハサミとかホチキスとか)

先輩がホウキを持ったら、奪ってでも自分がはくようにしてました。

「とにかく気が効かないと花屋は無理だよ」
と言われ、時に厳しく、時に厳しく笑
先輩や当時の店長にしつけられましたし、
自分でも必死に考えて動いてました。

全然まだまだなのですが、私は花屋の仕事を始めて

・周りを気遣う事
・人が嫌がるような事を率先してやる事
(迷ったら大変な方をやる)

というのを学びました。

もし花屋で働いて無かったら、
親からほぼ放任主義で育てられていたので
とんでもなく今以上に何も出来ない人間になってた気がします。

本当に花屋になって、厳しくしつけられて良かった。笑

若い頃出会う口うるさい人って、
その時は嫌かもしれませんが、年齢を重ねてから本当にありがたい存在だったと言うことに気付かされます。

私の場合、20代でビシバシしつけられたのが本当に良かったです。
(理不尽な思いをした事も山程ありましたが!笑)

30代でも全然遅くないと思います。
20、30代の、誠実で、色々悩んで一生懸命な人を見ると、
本人はとても苦しいかもしれませんが、
これを乗り越えて10年後、この人はどんな素敵な人になってるんだろーって思ってしまいます。

若い時は苦労した方が良いと
今振り返ってみて本当に思います。


いつも行く市場で働いてる若い女の子で、
(凄い上から目線発言になってしまうのですが)
いつもテキパキ動いてて、気が効いて、求めてる以上の事をしてくれて、だから何でもこの子に頼んでしまうのですが、ほんと凄いなーと思う子が居て、

私はまだまだこれからも学ぶ事だらけだし、もっと頑張らないと!と思います。

しかもしばらく1人で自由気ままに好きなように働いていたので、

先日久しぶりに人を手伝って頭働きませんでした!笑笑
足手纏いにならなくて本当に良かった…と心から思いました。笑


そんなわけで、久しぶりに人と働いて思い出した
、花屋で働く上で気をつけていた事のお話でした。

多岐に渡る花屋の仕事もこれから少しづつ紹介して行けたらなーと思います。

しかし時々誰かと働くのって良いですね。
とっても勉強になりました。
そしてなにより楽しかったですー!

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