何を目指してマンガの記事を書き続けてるんだっけ?という話
2020年にアルのライターに採用していただいてから、去年は多くの時間をマンガの記事を書くことに費やしてきました。
今年も引き続き、アルやこのnoteでマンガの記事を書いていきたいのですが、最近「マンガの記事を書き続けることで何を目指しているんだっけ?」と考えるようになりました。
「フォロワーが数千や数万人いるインフルエンサーになりたいんだっけ?」、「お金を稼ぎたいんだっけ?」と。
目指す方向性を見定めておかないと、どこかで心が折れちゃいそうだなと思ったので、記事を書く理由を文章にしてみました!
(今回の記事は100%自分語りな内容です!)
マンガの面白さ
マンガに感じている面白さの一つに、未体験な世界に生きる他人の物語を追体験できるところ、という点があります。
『チェンソーマン』で新人デビルハンターを体験してみたり、『さよなら私のクラマー』で女子サッカー選手を体験してみたり。
自分の生活には起こりえない物語なのに、なぜだか共感して、忘れていた感情を思い出したり、新しい気付きを得たり、救いになる癒しを得られます。
その点でいうと小説も映画も同じですね。ただ、小説だとストーリーを追うのに精いっぱいになってしまって共感が追いつかない時があったり、映画だと逆に受身になりすぎてしまう時があります。(とはいえ、小説も映画も大好きですが。)
絵とセリフを見て、動きと音声を自分で想像しながら読み進めていくマンガだからこそ、未体験な物語にも深く潜り込んでいける気がしています。そんなところにマンガの面白さを感じています。
深く楽しんでいる人に憧れてきた
ネットの世界を見渡すと、自分よりもマンガを深く楽しんでいる方がたくさんいて、そんな方々に強い憧れを抱いてきました。たとえば「たらればさん」とか「シャープさん」です。
たらればさんのマンガの感想。↓
シャープさんのマンガのエッセイはこちら。↓
お二人のマンガに関する文章を読んでいると、自分がたどり着けていない深いところで作品に感動したり、楽しんでいるように感じます。憧れを通りこしてちょっと悔しいんです。同じ作品を読んでいるはずなのに、楽しんでいる質や感動している量がぜんぜん違うんじゃないかって。
「もっとマンガを深く楽しみたい!どうすればいいんだろう?」そう思ってきました。
記事を書くことで楽しむ感度が養われた
マンガの記事を書き続けることで、少しずつ作品を楽しむ感度が養われていく気がしました。
・さりげないシーンに注目してみたり
・セリフ1つ1つに向き合ってみたり
・英語版と比較してみたり
記事を書くたびに発見があって、その発見は別の作品を読んだ時の新しい気付きにつながりました。この実感は私をとてもワクワクさせてくれます。「マンガの楽しみ方が深まっている気がする!」と。
この実感があったからこそ、私はこれまでマンガの記事を書き続けることができたんだと思います。
というのが、マンガの文章を書きたいと思う理由でした。ただこれって、あくまで文章を書くモチベーションの話です。感想文を書きたいだけなら、Amazonでレビューを書けばいいじゃんって話しです。
なぜ記事にして発信をするのか?読者に何を伝えたいのか?について考える必要があります。
面白いマンガがちゃんと売れて欲しい
とにかく面白いマンガがちゃんと売れて欲しい。シンプルですが、記事を通して一番実現したいことです。
面白いと思った作品でも、あっさりと終わってしまうことが頻繁にあって、いつもショックを受けます。
2020年のある時期にとある作品を読んで、「面白いからレビュー記事をアルで書こうかなあ」と思っていたのですが、忙しさを理由に結局見送ったことがありました。
そのちょっと後にその作品の連載が突然終了してしまいました。記事を書かなかったことをすごく後悔しました。
面白い作品を楽しみ続けるためにも、面白い作品はちゃんと売れて欲しい。
そのためには、記事にして広く発信をしていきたいと思っています。
記事で何を伝えるか?
では、記事で何を伝えたいのか?
これに関しては、自分が感じているマンガの面白さを分かりやすく伝えていきたいと思っています。
作品を深く楽しもうとしている中で見つけた感動や気付きを、文章に加工して、読者の感情に寄り添いながら伝えていきたい。その結果、読者が作品を読む理由を見出してほしい。
その伝え方を突き詰めていきたいと思っています。
『呪術廻戦』の中に「目より先に手が肥えることはない」というセリフが出てきます。読者に気づきを与えられる記事を書くためにも、マンガを読む目を肥やしていきたい。
SNSで発信をする理由
昨今のマンガはSNSで話題になることが大事だそうです。
面白い作品がちゃんと売れてもらうためにも、自分もフォロワーを増やす努力をしながら、SNSでもマンガの発信をしていきたいです。
ということで結論です
Q 何を目指してマンガの記事を書き続けるのか?
A マンガを今よりももっと深く楽しみたい!そのためにも、面白い作品はちゃんと売れてほしい。だから自分はマンガの記事を書いて発信をしていく。
というのが現段階の自分の回答です。
文章にするととてもありきたりなことを書いてますね。ただ、今までは「ライターと名乗れてなんだかカッコいいぞ!」みたいなことを漠然と思っていただけでした。今回この記事を書いたことで、活動を続けていく理由と方向性がクリアになってスッキリしました。
最近の流れ的にいうと、こういう記事では周りが応援したくなる夢を語った方がいいのでしょうが、そういった夢はありませんでした。(すみません!)
ただただマンガを楽しみたい!そのためにマンガの記事をこれからも書き続けようと思います!
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