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『SPY×FAMILY』で英語を学ぶ~第11話~

SPY×FAMILY』の英語版を読んで、英語を勉強していきます!

今回は2巻の最後11話です。ヨルの弟であるユーリが家を訪れることに!ユーリの素性が明らかになる回です。

11話の中から印象に残った英語のセリフを5つ、ご紹介していきます!

※ネタバレを含む場合があります。作品をまだ読まれていない方は、この記事を読む前に作品をお読みいただくことを強くお勧めします!

① さんぶんのさん!

【英訳】
アーニャ:Three thirds !
先生  :That is incorrect in every possible way.

【意味】
○ 分数の言い方:分子が数字(three, five, ten)、分母が序数(third, fifth, tenth)で、「分子 ”-” 分母」の順で言います。

(例)
・1/3:one-third
・2/5:two-fifths
・1/4:one-quarter(英)/ one-fourth(米)
・1/2:one-half 

1/4や1/2は特殊な言い方をします。

【シーン解説】
授業中での質問に自信満々に答えたアーニャでしたが、見事不正解。アーニャが特待生になるミッションの難しさが短いシーンで描かれています。

② 早く終わらせて帰りたい

【英訳】
ユーリ:I'd really like to finish this quickly so I can head out.
容疑者:I don't know anything! I'm not a spy! You got the wrong guy!

【意味】
head out:出発する
日常会話では、"go"の代わりに”head”を使うことがあります。例:I’m heading to the hospital.(病院に行く)

【シーン解説】
ユーリの仕事現場を描いたシーンです。彼は秘密警察として働いていました。冷酷な笑顔で淡々と尋問する姿に恐怖を感じます。

③ 聞き覚えは?

【英訳】
Does the name "TWILIGHT" mean anything to you?

【意味】
○ Does this mean anything to you?:これはあなたに意味がありますか ⇒ 何か心当たりはありますか?

【シーン解説】
秘密警察として働くユーリは、黄昏(=ロイド)を探していることが判明します。まさか自分の姉の婚約者が黄昏とは知らずに…。物語に新しい展開が生まれました。

④ 裏の顔を知られてはならない

セリフが長いので書きだします。

姉さんのいるこの国からあらゆる脅威を排除する。それは配偶者であっても同じだ。「ロイド・フォージャー」、姉さんを脅かすクソ野郎だったら即刻牢にぶち込んでやる!いや落ち着け。裏の顔を知られてはならない。
【英訳】
To protect my sister, I've eliminated all sorts of threats to this country. A spouse would be no different. LOID FORGER. If you've harmed one hair on my sister's head, you'll be waking up in prison tomorrow! No calm down. I can't have her seeing that side of me.

【意味】
eliminate:排除する
spouse:配偶者
harm a hair of someone's head:危害を加える
面白い表現ですね。「頭の毛を傷つける」で「危害を加える」という意味になります。由来は分からなかったのですが、こういった表現があるようです。

have her seeing:彼女に見させる。「have A doing」で「Aに~させる」です。この文では否定形で、「(裏の顔を)見られるわけにはいかない」という意味です。

【シーン解説】
ユーリとロイドが対面する直前のシーンです。姉さん(ヨル)のことは守りたいけれど、秘密警察であることがバレるわけにもいかない。ユーリの難しい立場が描写されます。

⑤ 身近な相手にほどボロは出やすい

身近な相手にほどボロは出やすい。用心せねば。順調に築き上げたこの家族を今ここで失うわけにはいかん…
【英訳】
The closer the relation, the more likely they are to see through a deception. I can't let the family I've worked so hard to build come apart in one evening.

【意味】
see through:見通す
deception:欺くこと(deceiveの名詞形)
「関係が身近になればなるほど、嘘が見抜かれやすくなる」という意味ですね。

come apart:バラバラになる
「let the family…come apart 」という構文になっており、「家族がバラバラにさせられる」という意味です。

【シーン解説】
偽装家族であることをバレるわけにはいかないロイド。ユーリの来訪に気を引き締めます。スパイを隠すロイドと秘密警察を隠すユーリ。敵対する2人が素性を隠しながらついに対面します。果たしてどうなる!?この展開で2巻の最後11話が終わります。ユーリの登場により、物語に新たな軸が生まれました。

1日1話更新しています!

『SPY×FAMILY』11話から5つのセリフの英訳をご紹介しました!

このnoteでは、今回の記事のように毎日1話ずつ『SPY×FAMILY』の英訳をご紹介していきます!明日は『SPY×FAMILY』の第12話です。

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引用元

英訳はこちらの英語版から引用しています。


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