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なぜ私がかっさをつくるのか?

かっさを初めて施術してもらった時、施術者の方から言われたことは、「めっちゃ怖がって生きてきたんだね~〜」だった。(身体の緊張が強く、アチコチ固くなってて、軽く触れられただけで痛かった💦)

今だからわかるけど、人生の大半を"デフォルトが緊張状態"でやってきたので、体はこわばっていたし、冷えていた。自覚かなったけど、ほんとに"リラックス"がわからなかった。

同時期に古典フラ・カヒコも習い始めて、体と心は繋がっているどころか、心は体に「即、顕れ」るから、イコールと言ってもいいくらいだなと実感した。

初めてのかっさ体験の後、家でもセルフかっさをやってみた。

といっても専用のかっさプレートなんて持ってなかったので、磁器の小皿(笑)で、そのとき気になった首筋、喉、デコルテをコリコリコリコリ……(オイルを塗って)

やっていると咳が出てきた。咳や痰が出るときはどんどん出したほうがいいとマリア先生(カヒコの先生)が言われてたのを思い出し、続けていると、痰も出てきた。

15年来の喘息持ちで、いつも気管に何か詰まった感じがあったので、直感的にやめずに続けてみようと思いコリコリしていると、痰はびっくりするほどたくさん出た。😳 奥から奥から次々と出た。

(汚い話ですみませんが!続けます) 痰はだんだん固くて色も濃い塊になっていき、終わりのほうはホントに、え?!どこからこんなものが!?ってくらい、痰を出す時に出る声も、あえて止めようとしないで出るにまかせていたら、すごく低い、男性のような自分じゃないような声が出てきて、え?!誰?!と自分で驚いた😳

痰を出しきって治まったとき、ほんとにすっきりして、胸に空気がたくさん入ってくる感覚があった。いつ以来だろう、こんなに深く息を吸えるのは・・!

もしかしてもしかしたら、喘息治ったかも・・・?? と思った。

それからしばらくして風邪をひいた。いつもなら風邪で咳が出ると必ずと言っていいほど喘息になってたのに、どんなに咳き込んでも発作には至らなかった。

完治したとは言わないけど、それからほとんど喘息が出なくなった。

以上はあくまでも私のごく個人的な体験ですが、「自分を知り、自分と向き合う」ことのきっかけになってくれたものの一つが、私の場合はたまたま "かっさ" だった、という話です。

心--体は即、連動していて、心が開けば体も開くし、逆に体の滞りやこわばりが動き出したとき、その部分が庇っていた(記憶していた)古い感情も流れ出すのを体験的に知りました。

そのとき、しぜんに、この体さんへの感謝が湧いてきました。

「気がつかなくてごめんね。こんなにも頑張ってきてくれてありがとうね。」

外へ外へと向いていた意識が、中心ヘ還ってきた体験でした。

外に求めているうちは得ることができない、安心感。

Aloha ʻĀina のコンセプトでもある「自分を愛する」とはそういうことかなぁと思います。


自分を愛する、自分と向き合うきっかけ、ツールのひとつとして、このかっさがお役に立てたとしたら最高に嬉しいことです。

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(制作中のかっさたち)

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