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こんな寿司屋の大将はイヤだ

なにやら巷ではどこぞのラウンジ嬢と寿司屋が揉めてるそうで、いやはや富裕層は富裕層で大変なんですな。僕にはどちらも縁のないことなので遠巻きから30%引の海苔巻きをモサモサと食いながら傍観するしかないのでこの話題には何も物を申すつもりはございやせん。

しかしアレだね、寿司屋の大将でたまにネクタイしとる人いるじゃん。白のワイシャツ着てさ。アレってなんか意味あるの?別にいいんだけどちょっと疑問に思っただけ。

僕の中で寿司屋の大将ってこうあってほしいイメージがあるのよ。まず、角刈り。寿司屋の大将っつったら角刈りでしょう。じゃなければ坊主。大将がロン毛だったり金髪に染めてるような寿司屋とか絶対行きたくない。チャラチャラするな。とにかく清潔感ある短髪は必須。あと白い帽子や鉢巻きはあってもなくてもどっちでもいいや。

あと腕毛はない方がいいな。手の毛や指の毛なんかも剃っておいて欲しい。あと絶対爪切ってて欲しい。僕なんか腕毛モッサモサだから寿司屋にゃ絶対なれねえな。やっぱ人前に手を出す仕事なんだしそこは気にして欲しいとこ。

あとは白い調理白衣を着て足元は下駄なんか履いてるとこれぞ江戸前って感じがするじゃないの。粋っていうの?いなせっていうの?僕千葉県民だからその辺よくわからんけど。作務衣を着てる寿司屋は何考えてんだと思っちゃう。蕎麦屋か。

ほんでもってあまりベラベラ喋らない。聞いてもない能書きを得意げに喋るな。派手なパフォーマンスもしなくていい。店の中に生簀とか置くな。解体ショーとかせんでいい。寿司に金粉乗せるな。なんでもかんでもバーナーで炙るな。炙った穴子とか嫌いなんだよ、焦げくせぇだけだろあんなの。せっかくのいいネタにチーズとかマヨを乗せるな、そっちに味が全部持っていかれんだよ。あと軍艦巻きのイクラをこぼすほど乗せるな、食いづれぇんだよ馬鹿。

こっちはな「こちら羽田の煮穴子になりやす、ツメは塗ってあるんでそのままどうぞ」とか必要最低限なことを江戸弁なんかをサラッと交えて寿司握って欲しいんだわ。見た目の派手さや蘊蓄なんて要らんのよ。こっちが聞いたら答えてくれりゃあよ。


てなわけで後半は完全に僕の偏見も混じってしまいましたが僕の中でイメージする理想の寿司屋の大将ってこんな感じかな。

今気づいたんだけど僕の理想の寿司屋の大将、これ江戸前の旬の柳葉鱒之介だわ。

理想の寿司屋の大将

面白いよなー江戸前の旬。高級寿司なんて滅多に行かないのに無駄に寿司の知識ばかり増えていく。誰か連れてってくりぃ。

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