ビンテージ角瓶
家の片付けをしてたらこんなものが見つかりました。
サントリーウイスキーの代表銘柄でもある角瓶です。ハイボールのCMなんかで見たことのある人も多いはず。これのどこが掘り出し物なのかというと今現在売られてる角瓶のボトルと見比べてみてください。
ちょっとデザインが違うのがお分かりになりますでしょうか。
古い方のボトルが全体的に丸みを帯びた瓶でラベルのデザインも微妙に違うことがわかると思います。
台所の棚の奥深くから見つけたのですがまったく覚えがないのでかなり古いものかもしれません。場合によってはメルカリに出品してお高く売れたりするのかしら。一体いつ頃に製造された角瓶なのか。
ワクワクしながらXにも投稿してみたもののフォロワーの少なさゆえか誰からも反応がなかった(泣)ので自分で調べることに。
まず、ボトル上部を見ると単に【ウイスキー】とだけ表記がある。1989年の酒税法改訂以前のものだとここに【特級】と表示されるのでこのボトルは1989年4月以降のものということがわかる。
次にアルコール度数に注目、43%とある。Wikipediaによると現在の角瓶のアルコール度数は40%だが1937年の販売開始から1992年頃までは43%であったとのこと。
これらのことから今回発見されたボトルは1989年4月〜1992年頃に製造されたものということがわかりました。僕が平成元年(1989年)の9月生まれなのでこのボトルはほぼ同期といっていいでしょう。そう思うと急に親近感が湧いてきた。
さて気になるお値段ですがヤフオクやらメルカリを調べてみるとさすが日本一ポピュラーで一番売れたウイスキー。結構出回ってるようで相場は3,000円〜5,000円程度。これが山崎や響とかなら結構いい値段になってたんだと思うとちょい残念。
ちなみに、もう一本。
飲みかけの角瓶。これは特級の表示があるので1989年以前のものと思われます。飲みかけだから売り物にもならんので薄っすいハイボールにでもしてチビチビ飲みますかね。
そもそもなんで下戸しかいないはずの我が家にこんなものが…ミステリー…。
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