飴色玉ねぎに凝ってみたらフライパンが死んだ話
おはようございます。
今日もことことカレーを煮ております。
カレーを煮る、といってもスパイスにこだわったりナンを手作りしたりはしていません。
料理に関して意識もスキルも低いアタクシは、「ジャワカレー」一択!
でも最近は少しでも美味しく仕上げる方法を探して、飴色玉ねぎにに挑戦しています。やはり作るからには少しの差でも手をかけて丁寧に作りたいですし、料理が上達したなら素敵だと思って。
…嘘です。
少しでも玉ねぎの影を消したい一心で飴色玉ねぎに挑戦しています。
野菜嫌い日本代表。
溶かしたい!可能な限り溶かしたい…!!
しかし飴色玉ねぎと言っても奥が深いものでして。まず最初に突き当たった疑問は「飴色ってどれくらい?」でした。
べっこう飴のような淡い感じで許されるのか、カンロ飴レベルの濃さが至高なのか、まずここでつまづきます。
試しに市販の玉ねぎペーストを買ってみたのですが、これが、これがですよ奥さん!カラメルもびっくりの濃さ!何これ、玉ねぎ?
参考にするにはあまりに高いハードル。企業努力という名のプロの技を前に、正直挫折しかかりました。こりゃすげぇや。オイラには無理だ。
でも、気を取り直して玉ねぎに向き合います。
まずはスライス。
最初こそ丁寧にスライスしていましたが、玉ねぎを切った日の風呂で「手が、玉ねぎ臭い」と感じてから気になり続け、頻繁にチェックしたところ。2、3日に渡って玉ねぎのフレグランスが残ってしまったためスライサーに変えました。
誰に聞いても「そんなことはない」と言われますが、匂いが残ってるんですよ!
切った後は石鹸で何度か手洗いしているというのに、芳醇な香りが離れない。衣類ポンポンしたら香りが復活するレベルの強さを感じています。ザ・玉ねぎ臭。
もはや匂いが消えるのが先か、手荒れで皮膚科に駆け込むのが先かと追い詰められたその時!我らが救世主「スライサー」の登場です。すっかり存在を忘れていました。超便利。マジ神。今までの時間はなんだったの?という速さでサクサク薄切りにされていきました。ブラボー!!
そうして薄切りになった玉ねぎを前にネットで検索します。
飴色玉ねぎ 作り方
ちゃぁんとググります。一週間くらいすると自分の記憶が信じられなくなるので、手抜かりないようにググりたい。
すると不思議なことに、毎回違う作り方に行き当たるのです。「バターで炒める」「水を加えながら強火で炒める」「玉ねぎを凍らせておく」などなど…。
「玉ねぎを凍らせておく」に関しては思いついた時が作りたい時なので凍らせる時間が待てません。また、カレーを食べる予定もないのに玉ねぎ臭と闘えるほどの闘気も意識も保てないため、作り置きができませんでした。ギブミーモチベーション。
さて、次は「バターで炒める」作戦。
これは、結論から言うとバターカレーが仕上がりました。チキンだと最高だったのでしょうけれど、豚肉派には微妙!肉を変えるか油を変えるか…またしても究極の選択を迫られた時に現れた「油の後は水を加えながら強火」作戦。
今は専らこれを愛用しています。
しかし、料理をする方はもう察したことと思いますが、フライパンの種類によってコーティングが剥げてしまうため強火がNGと注意書きされているものがあるんです。
その事をすっかり忘れ、水を加えた時にカラメル色素がふわっと出てくる楽しさに溺れた結果…!フライパンが焦げ付くようになりました。
しかも一部だけ焦げる。敷き詰めた餃子の右は焦げるのに左の羽根が水っぽいあの感じです。まさかフライパン歪んだ?うっすらとそう感じていると、ついにIHがエラーを返すようになったのです。
「鍋やフライパンの位置がずれています。」
いや、ど真ん中です。
きっちりど真ん中。
このエラーを見た時に自分の行いを振り返り、察して、新しいフライパンを買い直しました。
もう強火は自粛しなくては。
やっぱ玉ねぎってペースト買った方が早いのかな。
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