ハードなパンが絶滅寸前!?

おはようございます。

「フランスで、フランスパンが柔らかくなっている」

このニュースを知った時二度見しました。なんでもパンのハードさに若者離れが加速しているのだとか。

フランスパンって、むしろあの固いのが魅力じゃないんですか?

あの、噛み切れないほどの弾力に挑んではしばし耐え、切れも飲めもしない膠着状態に陥った末に諦める。歯形の付いたパンをそっと手で千切ろうとするもまたそれが強い!明太子なんて入っていたらちぎった時には勢いよく霧散するあの感じ。それこそがフランスパンの醍醐味だと思ってました。

「パンvs差し歯」の仁義なき戦い。

「詰め物vsミルキー」並に息を呑む展開でございます。

個人的には周囲がしっかり固いフランスパンをスライスして焼いて、ガリッガリにするのがたまらなく大好きです。バゲットも良い。カンパーニュのクセの強さにはまだ目覚められていませんが、きっと10年後くらいには手を出していると思います。

時折ハード系パンの美味しいパン屋を見つけるとテンションが上がります。

ハード系パンが多いだけでもときめく。

ただでさえハードなフランスパンの周りがガリッガリになるまで焼いて、一口目を齧るときにはいつも「口の上の裏のあたり」を削る覚悟で挑んでいます。

この覚悟を決めるのはハード系パンと天ぷらを食べる時のみ。この2種類は攻撃力が高いため、ほぼ確実にケガをしてしまいます。

特に揚げたての天ぷらはヤバい。

「口の上の裏のあたり」を削る上に火傷も負う!

このダブルパンチがどうしても避けられないのです。もしや食べ方が下手なのか!?

いや根本的に皮膚が弱い。

わかってます。


わかっちゃいるけど止められない。

今日もバゲットを焼いたし、なんならストックもしてあります。

最近は寒いので、ガッツが湧かない時にはスープに浸しています。

そういえば昔からクルトンも好きでした。

クルトンだけ売っていると知ったときは小躍りして即買いしたのですが、当時の黒ウサギに気に入られて2人で食べる事になりました。

カリカリカリカリ

2人でオヤツを分け合っていたせいか、私のことは同種だと思っていたようです。特に理由なく私が食べていなかった時には3粒残していてくれたのを覚えています。うさぎの気遣い。

今もコーンポタージュは粒よりクルトン派です。

ちなみに母は食パンの耳が許せなかったというほどのふわふわ派。

というよりも、私以外はふわふわ派。


流行らないかなぁ…フランスパン(周りがかったいヤツ)


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