紫御殿

紫御殿 （ムラサキゴテン）

ツユクサ科、ムラサキゴテン属の多年生植物。

メキシコを原産とし、日本に１９５５年渡来、
育てやすい植物なのであちこちの家の玄関先
でも見かける事が出来る。

その濃い紫色の葉が独特の形をしているのが
次々と交互にも重なっていき、それが上へ上
へと建て増しされていく建物の様なその姿に
紫御殿（ムラサキゴテン）の名がついている。
大きく育つとゴージャス感があるのがいい。

洋名のパープルハート、赤みがかってる紫色
の葉色と、その先端に咲く桃色の可愛い花の
形が小さいハート型からついたものである。
一般的な園芸植物として国内に流通する名は
こちらとなる。

学名のトラデスカンティアの名前は、英国の
チャールズ一世の庭師の名前から来るている。

葉は多肉質でしっかり形状を保つものであり
それが互生し、重なる姿は美しいものだが、
埃が溜まりやすいので適度に水やエアブロー
等で優しくケアしてやると美観が保てて良い。

ムラサキゴテンの可愛い桃色の花は一日花、
早朝に咲いたとて、昼前にその花は終わって
しまう儚い命の花となる。そして一日花とは
名ばかりで午前中咲いていた花は、午後には
萎んでしまうものが大半であり午前中の早い
時間こそが撮影のチャンス。つまり半日花と
言えるものである。

和名　紫御殿 （ムラサキゴテン）
洋名　パープルハート （PURPLE HEART）
　　　セトクレアセア （SETCREASEA）
　　　プルプレ （PURPLE）
学名　トラデスカンティア パリダ
　　　（TRADESCANTIA PALLIDA ）
分類　ツユクサ目、ツユクサ科、
　　　ムラサキツユクサ属
種類　多年生植物
草丈　３０〜５０ｃｍ
開花　夏
花色　桃
花寸　５〜８ｃｍ
原産　メキシコ
言葉　優しい愛情
　　　誠実
　　　変わらぬ愛
撮影　伊加賀スポーツセンター

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