黒法師

黒法師 （クロホウシ）

ユキノシタ目、ベンケイソウ科、アエオニウム属

欧州の西部を原産とする多肉植物となる。

陽光を浴びる程に黒くなるのがこの黒法師。
逆に陽光を遠ざけると緑色になってしまう。
大型の花の様にも見えるこれは多肉性の葉と
なっている。


この植物の花言葉のひとつ目は『永遠』、
一般的にこの多肉植物の寿命は１０年位と
言われているが、長寿になると１００年も
育ったものもあるとの事である。手入れも
あまり要らず病気や虫にも強い植物である。


もうひとつ『いい予感』なる花言葉があって
簡単に解説をすると、このクロホウシの花は
滅多に咲かない。本当に咲くのは稀らしい。
実際に私もこの植物の黄花が咲いてるのを
見たことがない。その位、この黒法師の花に
遭遇できるのはレアと云う事である。


花が今日、明日に咲くかもの気持ちがこの
『いい予感』 の花言葉なのである。


長年育ててきた近所の年配女性はこの植物の
葉を見て長く花が続くと喜んでおられた。
当人がそれで喜んでるならそれはそれでいい。
咲く可能性の少ない話をして残念な気持ちに
させる程、私は無粋ではない。


むしろ、その女性にとって花は咲かない方が
良いのである。なぜか？


アエオニウム属の植物は、開花した後は直ぐ
枯れてしまうからである。

和名　黒法師 （クロホウシ）
洋名　ブラック アエオニウム ローズ
　　　（BLACK AEONIUM ROSE）
学名　アエオニウム ツワルトコップ
　　　（AEONIUM ZWARTKOP）
分類　ユキノシタ目、ベンケイソウ科、
　　　アエオニウム属
種類　多肉植物
草丈　６０ｃｍ
開花　２〜６月
花色　黄
花径　１０ｍｍ
原産　欧州西部、モロッコ
言葉　永遠
　　　いい予感
撮影　SOLTIE GARDEN （＋TREE）

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