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黄襞茸


黄襞茸 (キヒダタケ)


ハラタケ網、ハラタケ亜網、イグチ目、
イグチ科、キヒダタケ属


夏から秋に広葉樹林の中、地表に姿を表す。


最初は饅頭型の形状が、成長していくに従い
傘は平らになっていって、その下のヒダ部が
深く刻まれた状態となり、またその部分全体
が黄色い事からこの名が付く。傘の天部全体
はややくすんだ色となる。このキヒダタケ、
傘を傷つけられると青変色する性質を持つ。


このキヒダタケに関して、食用と記載される
記事もネット上では散見されるが、同様にも
有毒の記事も多く、食すると消化器関係への
ダメージが記されている。よってこの記事は
大事をとって、有毒と記しておく。


同じエリアに何本かが生えていたが、キノコ
は個体差で全く違うキノコにも見えるもので
私は基本的にキノコ類には一切手を出さない。


安全第一なのである。なのでキノコはこんな
風に自然界の素敵なオブジェとして楽しむ。


このキヒダタケは、北山都市緑化植物公園内
の北山山荘の庭園にて見つけたもの。



和名 黄襞茸 (キヒダタケ)
学名 ヒロポラス べルース
   (PHYLLOPORUS BELLUS)
分類 ハラタケ網、ハラタケ亜網、イグチ目、
   イグチ科、キヒダタケ属
種類 キノコ類
傘寸 2〜9cm(小型〜中型)
肉厚 2〜3cm(肉厚)
季節 夏〜秋
出現 広葉樹林の地表
分布 日本(本州、四国、九州)、台湾
   ブータン、シンガポール、マレーシア
毒性 有毒 (消化器系に障害)
撮影 北山都市緑化植物園 北山山荘


この可愛いキノコが生えていたのが、こちらの
北山山荘の中の素敵な庭園である。こちらにも
キノコ画像他を少しだけ追加している。

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