見出し画像

クス


楠 (クス)


クスノキ目、クスノキ科、ニッケイ属


常緑広葉樹、高木に育つとその高さは30m
程に聳え立つ、立派な樹木となる。


アクティビティ活動をしている中、私は撮影も
しながらなので、女性陣には遅れをとる。


さっさかと先を進む女性陣は、それぞれ個性が
全く異なり、またこれが面白い。ただ共通する
のは、良き休憩スペースがあるとそこに陣取り
オヤツをそれぞれが持ち寄ったものが拡げられ
モグモグタイムが発動し、これは個性関係なく
共通して共有し合う女性に特有のコミュニティ
スタイルで、素晴らしいものである。


男達だけでのハイキング集団の世界に於いては
皆で仲良く、オヤツをシェアするなどの文化は
ないのである。美味しい、楽しい、心地よい、
そんな時間を生み出す女性の持つ素敵な文化と
私は思っている。


そんな和気藹々のオヤツが並んだ休憩テーブル
の上に、私はパラパラと木の枝を並べる。
食べ物が並ぶテーブルに落ちてた木の枝を並べ
何をしてはるのん?とマインドシーカーの私は
女性陣のキョトンとした顔を眺めながら、枝を
折ってごらんなさい、と見本を示す。


以前にも記事に書いたが、楠の自己剪定をした
枝を、女性達はパキパキと折って、その香りを
嗅ぐと嬉しそうな顔になる。


殺菌、防虫効果をもつ楠の枝についての簡単な
説明をする。こういうのは体感して楽しむ方が
ちゃんと記憶にも残るし、生活する上での有用
な情報としての意味ももつ。


ひとりのリュックサックのサイドのメッシュの
ポケットに、私が拾ったクスノキの枝が収まる
姿を見て、何も微笑ましく思えたのだった。



和名 樟 (クスノキ)
   楠 (クスノキ)
   樟 (クス)
   楠 (クス)
洋名 カンファー ローレル
   (CAMPHOR LAUREL)
学名 シナモマム カンファーラ
   (CINNAMOMUM CAMPHORA)
分類 クスノキ目、クスノキ科、ニッケイ属
種類 常緑広葉樹、高木
草丈 20〜30m
開花 晩春〜晩夏
原産 日本、関東より南部
   中国、長江より南部
   台湾、ベトナム
言葉 寛大、包容力
撮影 布引(兵庫県神戸市)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

#樟
#楠
#クスノキ
#樟
#楠
#クス
#カンファーローレル
#CAMPHORLAUREL
#シナモマムカンファーラ
#CINNAMOMUMCAMPHORA

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?