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緋色茸


和名 緋色茸 (ヒイロタケ)
洋名 スカーレット ブラケットファンガス
   (SKARLET BRACKET-FUNGUS)
学名 ピクノポルス コッキネウス
   (PYCNOPORUS COCCINEUS)
分類 タマチョレイタケ目、
   タマチョレイタケ科、シュタケ属
種類 キノコ類
傘寸 3〜10cm
肉厚 3〜7mm
季節 春〜秋
出現 広葉樹の倒木、朽木
分布 日本(本州、四国、九州)、東南アジア
   中国、朝鮮、オーストラリア
撮影 大野川緑陰道路沿い




鮮やかな朱色をしており、古木、老木、倒木、切株などに生える。一般的なサルノコシカケ)と同様、半円型の形状を成す。


このキノコは表層だけでなく内部もこの鮮やかな朱色である。表面の鮮やかな朱色については風雨や陽光に晒され褪色するが、内部の色素は何年経っても色褪せぬままでキノコ染料として利用される。


ヒイロタケの肉質は、コルク質、革質で食感も非常に悪く、固い上に無味無臭であり食用に適さない。その上、動物や虫も食さない事から長年、残されるものである。

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