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陽光桜


陽光桜(ヨウコウザクラ)


バラ目、バラ科、サクラ属


日本原産の桜同士を交配し作られた桜となる。
交配元には『天城吉野』(アマギヨシノ)と
『寒緋桜』(カンヒザクラ)がその種として
使われ産み出された園芸品種となる。


これを作出したのは、愛媛県在住の高岡正明氏
によるもの。


同氏は第二次世界大戦中、学校教員だったが
戦争によって多くの教え子たちが命を失った。
若くして失われた生徒達の冥福をお祈りする為
に作ったのがこの桜であり、その花は鮮やかな
桃色に輝くもので、病気にも負けない、丈夫な
桜として世に送り出す事に注力し、25年もの
歳月を掛けて作りあげた集大成とも言える桜の
樹である。


撮影したこの日は、欧米からの観光客の女性達
が美しいこの陽光桜をバックに、かわるがわる
撮影を楽しまれていた。この桜には生徒達への
鎮魂の想いも込められているのと同時に、平和
への願いも込められているものなので、この桜
の生みだされた由来などを知らずとも海外の人
がこんな風に撮影を楽しむの情景はとても素敵
な眺めに感じたのである。


日本がこの先も戦争もなく、この桜の美しい花
が毎年変わる事なく咲き続ける世の中である事
を心から祈るものである。



和名 陽光桜(ヨウコウザクラ)
   陽光 (ヨウコウ)
洋名 ヨウコウザクラ
   (YOKO-ZAKURA)
学名 セラサス "ヨウコウ"
   (CERASUS 'YOKO')
分類 バラ目、バラ科、サクラ亜科、
   サクラ属、サクラ亜属
種類 落葉樹
   園芸品種
草丈 2〜5m
開花 3〜4月
花色 桃色
花径 4〜5cm
原産 日本
交配 天城吉野(アマギヨシノ)
   寒緋桜(カンヒザクラ)
言葉 永遠の愛
   精神の美しさ
   優雅
撮影 大阪城の敷地内、豊国神社の境内

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