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光世証券 本社


光世証券 本社 (コウセイショウケン ホンシャ)

この建物は、2000年の建築と歴史そのものは
他のものよりも新しいものではあるが、外観から
凄いのだが、中が以前よりずっと気になっていた
建物である。

光世証券の一部上場の記念として建設された建物
であり、その独特の世界観で建築表現をする事で
知られる建築家、永田祐三による作品となる。

その外観には、英国から輸入されたブリック材を
積み上げる事で重厚感と陰影とを醸し出しており
これを眺めているだけでも飽きない程のセンスで
ある。ここに更にイタリアから輸入された鍛鉄と
組み合わせる事で更なる高みを目指した仕上りは
圧巻である。


この建築コンセプトは1998年に高山煉瓦建築
デザインにより手掛けられた同社の兜町ビルでの
『中空積工法』で煉瓦ファサードを持つ高層建築
は既に確立している。両方の細部を見比べて見る
のも良いかも知れない。


では、光世証券本社ビルを紹介していこう。



道路に面した外観の写真



ゲートの中に入り、撮影したもの


銅像である



一階部分



二階部分



エレベーターホール



ペントハウス


ペントハウスからの眺め



地下のバーバー



シャンデリア、照明、床の象嵌、などなど
それらひとつひとつが目が飛び出すほどの
高価なものなのが想像できる。


やっと内部をこうして見ることもできた訳で
このイケフェスという展示イベントに改めて
感謝するものである。


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名称 光世証券 本社
   (コウセイショウケン ホンシャ)
所在 大阪市中央区北浜2-1-10
建設 2000年
構造 RC 造 4 階、地下 1 階
設計 永田祐三
   北野俊二(北野建築研究所)
番号 イケフェスエントリーNO.32
撮影 2023年10月28日(土)

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#生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪
#イケフェス大阪2023
#OPENHOUSEOSAKA2023

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