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カメラワーク 六甲高山植物園 雨+霧



六甲高山植物園


私が、定期的に通っている植物園である。


今回は神戸は降水確率100%の予報だったので
植物園に行く事にした。植物園と言えば一番いい
のが曇天、次に雨天、晴天はドンべ。それが私の
撮影条件の順位である。晴れてれば晴れてる成り
の撮影方法があるが、陽光による花色変化が気に
食わないのである。


曇天の次に撮影に良いと言った訳だが、雨天時に
花が閉店休業中と完全に閉じてるものもいるには
いるが、そんなのは一握りのこと。逆に雨天とは
植物にとって、大切な命の恵みの時なので、その
恩恵に浸る姿を目に出来るのである。


傘は持たない。撮影するのに邪魔だし、私自身も
雨に身を任せて寝れたままになるのが気持ちいい。
私のオフの日はそんなものである。


六甲高山植物園へは、何度か乗り換えて行く。
阪急電車は十三駅から六甲駅まで行く。その後は
バスで六甲ケーブル下へ。再びバス乗車し植物園
へと移動する。


十三 ▶︎ 岡本(阪急神戸線 特急)
岡本 ▶︎ 六甲(阪急神戸線 普通)
阪急六甲 ▶︎ 六甲ケーブル下(神戸バス106)
六甲ケーブル下 ▶︎ 六甲山上(六甲ケーブル)
六甲山上 ▶︎ 高山植物園(六甲山上バス)


こんなプロセスで往復、2,620円である。



これがケーブルカーの下の駅


コレは開通した時期に使われていた初号機。
乗ってみたい。


コレもレトロフューチャーなデザインが良いけど
今日乗るのはコレでもない。


晴天なら満員御礼だが、大雨なのでガラガラ、
車輌を貸切状態。


ケーブルカーでトントコトンと急勾配を登ってくと
雨だけでなく濃霧がお出迎え。こりゃ楽しみじゃて


ケーブルカーを上り切った場面、テンランカフエ
含めて、全てが霧の中である。


バスを乗り継いで、植物園の中へ。
個別の植物リポートは別途したものの、ここから
植物のタイトルなしの、大雨と濃霧の植物園内の
墨絵の様な世界をテロップなしで最後まで。





私がカメラを貰って撮り始めた小学生の頃の写真は
ただ、目の前にある情景を楽しむ写真がいっぱいで
そこに木の名前や解説なんてものは一切なかった。
ただ、目の前にある光景の素晴らしさをどうやって
切り取れるかだけを、あの頃は自分で手探りの中で
撮り続けた。フイルム時代なので余計な費用も要り
仕上がったその写真の不甲斐なさに肩を落としたり
色々だった。カメラ部なんてものには興味を示さず
自分が撮りたいものをただ撮りたい。


それだけは小学生の時から、今も変わっていない。

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