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一重咲梔子


一重咲梔子 (ヒトエザキクチナシ)


アカネ科、クシナシ属の常緑低木。


ついこの間、八重咲の梔子を掲載させた時に
一重咲の梔子の話題となり、昔は基本的には
そうだったと話したばかりだったのであるが
宇治市植物園で、この一重咲に出会えたので
写真撮影したので改めて掲載する事になった
ものである。


コメントを頂いていなかったら、一重咲の前
をそのままスルーしてしまうところだったと
改めて、コメントをくださった方々に感謝。


八重咲梔子の場合は表面上はあまり見えない
が、一重咲梔子の表面には沢山の黒い小虫達
がワラワラと動き回る。体長2mmのこれは
アザミウマ。洋名ではスリップスとも呼ばれ
植物の花の中の隙間に身をスリップスさせて
その植物の汁を吸う性質を持つ害虫となる。
身体が小さく植物からすれば体勢に影響なし
の存在ではあるが、花を綺麗に撮影しようと
する我々には不愉快極まりない虫なのであり
私はゴッドブレスで思いっきり、これら虫達
を吹き飛ばしてやる。4、5回これをやると
スッキリ虫のいない綺麗な一重咲梔子の姿と
なって私の中での撮影許可レベルとなる。


なお、八重咲の梔子は花弁を捲るとこれら
アザミウマが群れている事から捲る行為は
お勧めしない。

さて一重咲、八重咲は、何の違いがあって、
何の意味があるのだろうの疑問がある。


基本は一重咲が、その植物の元来の姿であり
八重咲はオシベなどが変形してそうなったと
言われている。オシベが減るという事は裏を
返せば、生殖機能全体が抑え気味という事に
なる。受粉のタイミングを自ら減らしている
事になるからである。


この解説について、八重咲は実が出来ないと
記述しているものもある。確かに八重咲には
実は少ないが、実がならないの結論は早い。


これも、今年の探究テーマにエントリーして
リポートしたいと思う。


和名 梔子 (クチナシ)
洋名 ケープ ジャスミン
   (CAPE JASMINE)
   ガーデニア (GARDENIA)
学名 ガーデニア ジャスミノイデス
   (GARDENIA JASMINOIDES)
品種 一重咲梔子 (ヒトエザキクチナシ)
分類 リンドウ目、アカネ科、クシナシ属
種類 多年生植物
草丈 2〜8m
開花 夏〜秋
原産 日本、中国、台湾
言葉 純粋
   甘い恋
   愛らしい
撮影 宇治市植物公園

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