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濃紫紅葉


濃紫紅葉 (ノムラモミジ)


新芽から落葉まで、その葉色が赤紫系の色
である事からその名がついたものである。


漢字そのものは『濃紫』と書いて『ノムラ』
と呼ばれていたものだったのだそうである。
昨今では『野村』の漢字表記でも流通するが
この名では何に由来するのかがぼやけるので
タイトルは『濃紫紅葉』にした。


樹木そのものの個体差もあり、赤紫色が微妙
に変化している様を一年中楽しめるのもこの
ノムラモミジが人気のある理由である。


このモミジは結実した実で実生する事も可能
なので、ミニ盆栽などでも愛好家が多い。


日本庭園に於いてもよく植栽されているのも
同じ緑系の色にならぬ様、アクセントカラー
を置く事で庭の立体表現に一役買っている。
なので庭園を巡っているとこれがどの位置に
配置されてるかなどを確かめてはなるほどと
思うのである。


伊呂波紅葉(イロハモミジ)の説もあったり
山紅葉(ヤマモミジ)の説もあるが何れかの
園芸品種として生み出されたと云われる。


若葉の頃には濃紫色、夏には緑色が加わり、
秋になると紫紅色へと変化する。育成環境や
個体差より色味が異なるのでそれを観察する
のもまた面白い。



和名 濃紫紅葉 (ノムラモミジ)
   野村紅葉 (ノムラモミジ)
   濃紫楓 (ノムラカエデ)
   野村楓 (ノムラカエデ)
   濃紫 (ノウシ)
洋名 ノムラモミジ
   (NOMURA-MOMIJI ACER)
学名 エイサー パルマタム
   (ACER PALMATUM)
分類 ムクロジ目、ムクロジ科、カエデ属、
   ノムラカエデ種
種類 落葉小高木
草丈 3〜5m
開花 4〜5月
花色 赤
花径 5〜6mm
花弁 5枚
原産 日本
言葉 大切な思い出
   美しい変化
   遠慮
撮影 豊島公園
   三室戸駅周辺

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